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もうかる家計のつくり方

支出減らない60代夫婦、打開の鍵は妻の小遣い制 家計再生コンサルタント 横山光昭

2018/11/28

固定費では通信費を減らします。スマートフォン(スマホ)を格安プランに変えました。固定費は一度下げると、削減したままの金額を継続でき、長期で節約の効果があります。

■余剰金が安定したら、晴れて運用を検討

結果、月間支出を6万6000円下げられました。月当たりの余剰金は9万4000円に増加。夫が仕事を退職するまでに、約120万円、貯蓄を上積みできそうです。「今後も支出の削減を続け、長く、楽しく暮らしたい」とウキウキした表情で話します。安定して貯蓄が形成できたら、晴れて長期の資産運用を考えるそうです。

老後になっても、様々な形で収入を得て暮らすことができる人もいるでしょう。ただ多くの場合、支出規模を下げる努力は必要です。Oさんの場合、60歳定年を迎えたら支出を減らし、企業年金の受給はぎりぎりまで先送りをしておけば、後に余裕ができて、お金の面でさらに不安のない老後生活ができたと思います。

いま何とかなっていても、将来が安泰とは限らないのが、家計です。年金がどのくらいもらえるのか確認し、支出と貯蓄の減り具合のバランスを見て、20年、30年先を見据えましょう。

(「もうかる家計のつくり方」は隔週水曜更新です)

横山光昭
(株)マイエフピー代表、mirai talk株式会社取締役共同代表。顧客が「現在も未来も豊かな生活を送ることができる」ことを一番の目標に、独自の家計再生・貯金プログラムを用いた個別の指導で、これまで1万件以上の赤字家計を再生。著書は累計100万部を超える『年収200万円からの貯金生活宣言』シリーズ、累計65万部の『はじめての人のための3000円投資生活』シリーズがあり、著作合計88冊、累計270万部となる。講演も多数。

あぶない家計簿 (日経プレミアシリーズ)

著者 : 横山 光昭
出版 : 日本経済新聞出版社
価格 : 918円 (税込み)

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