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19年も世界株は買い、英専門家「米経済けん引」 世界のどこに投資する?(24)日本・欧州

2018/11/30

写真はイメージ=PIXTA

秋以降、世界の株式市場の値動きが荒くなっている。米国が世界の経済成長をけん引してきたが、景気減速の懸念が浮上してきた。個人投資家は今後、どのように対応すれば良いか。投資妙味のある資産は何か。HSBCグローバル・アセット・マネジメントで短期債券を中心に世界市場の動きを見ているグローバル・リクイディティ部門CIO(最高投資責任者)、ジョナサン・カリー氏に話を聞いた。

――世界経済の動きをどう見ているか。

「2019年も引き続き、年3%の成長を維持できると予想する。17年のゴルディロックス(適温)相場ほど投資環境は良好とは言えないが、米国経済がけん引する形で、世界の経済は順調に成長する。財政刺激策を背景に、企業業績は良好な状況が続くだろう」

HSBCグローバル・アセット・マネジメントのジョナサン・カリー氏は「米国経済がけん引する形で世界の経済成長が持続する」と話す

――米国景気には減速懸念がくすぶる。

「米ニューヨーク連銀が発表する景気後退の確率指数は緩やかに上昇している。ただし現状では景気後退の兆候を示す先行指標は見られない。例えば米失業率は10月で3.7%と低い水準で推移しており、雇用市場は良好だ」

――米中間選挙では上院と下院の勢力が異なる「ねじれ」が発生した。

「財政刺激策が続くのは変わらない。財政支援の大枠は既に固まっており、19年まで政策効果は続く。市場への影響についても、今回の上院・多数派が共和党、下院・多数派が民主党という結果は、予測ができていた。大きな混乱は生じさせないだろう」

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