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卒業アイドル130人調査 芸能活動を続けるのは半数

日経エンタテインメント!

2018/12/6

キャリアのあるメンバーの卒業やグループの解散が目立つ女性アイドルシーン。グループを離れた後の活動を調べると、芸能活動を続けるのは半数。すぐにSNSを立ち上げ、自前のメディアとしてネットを使いこなす卒業生が目立っている。

2018年9月15日までに卒業、または卒業を発表した130名について進路を示したのが図。卒業後の活動実績や本人が語った意向によって分類した。

大きく分けると、希望も含めて「芸能活動」を継続するのが52.3%(68人)。学業などの「非芸能」が39.2%(51人)、卒業前でかつ態度を明らかにしていないのが8.5%(11人)となった。

芸能活動では、「音楽」が14.6%(19人)と最多。元乃木坂46の川村真洋、元GEMの武田舞彩らがすでにソロライブを開催、卒業を控えるNMB48の山本彩なども音楽活動を明言している。

「他のグループ」で音楽に関わるケースも10.0%(13人)いる。元GEMの金澤有希は、アイドル活動の継続を目指して、同じエイベックス所属のSUPER☆GiRLSオーディションに挑戦中。一方、元アイドルネッサンスの石野理子は5月にガールズバンド・赤い公園の新ボーカルとして加入し、新たなジャンルに挑んでいる。

王道のイメージがある「タレント」13.8%(18人)、「女優」10.0%(13人)も多い。乃木坂46を卒業した生駒里奈は、バラエティ番組出演などを重ねる一方、7月の『魔法先生ネギま!~お子ちゃま先生は修行中!~』、11月の『暁のヨナ~ 緋色の宿命編~』と主演舞台が続く。元NGT48の北原里英は、卒業直前の映画『サニー/32』に続き、主演作『映画 としまえん』が19年公開される。

一方、非芸能では「学業・勉強」が14.6%(19人)。ほとんどが10代のメンバーで「学業との両立が難しい」「将来を考えて進学する」などを理由としている。この他、エンタ界の裏方など「別の仕事」が5.4%(7人)、一旦活動を辞めて将来の復帰を目指す「芸能準備」も2.3%(3人)いた。なお、16.9%(22人)と最も多い「不明」は、「違う道へ進むため」といった卒業理由で、進路を明確にはしていないケースとなる。

■動画配信に乗り出す人も

グループを離れたアイドル卒業生の多くに見られるのが、ツイッターやインスタグラムなどのSNSに個人アカウントを開設する動きだ。7月16日のアンダーライブで卒業した乃木坂46の相楽伊織は、8月1日にインスタグラムをスタート。自撮りの写真などをアップして、すでに8万人を超えるフォロワーを獲得している。相楽は卒業時に芸能活動再開を明言。すでに芸能活動をスタートした人はもちろんのこと、彼女のように今後再開を予定する人にとっても、こうしたツールはファンとのコミュニケーションを継続するために不可欠なものとなっているようだ。

さらにSNSを公開する動きは、非芸能の「学業・勉強」や「不明」に属する人にも広がっている。元ももいろクローバーZの有安杏果は1月の卒業後、自身の誕生日を境にして個人のツイッターやインスタグラムを開設。元NMB48の矢倉楓子は、アイドル時代からのアカウントをそのまま継続し、更新を続けている。

ツイッターなどにとどまらず、動画配信を主体的に行うケースも増えてきた。1月に私立恵比寿中学を卒業した廣田あいかは4月からツイッターを開始すると共に、自身のYouTubeチャンネルを開設。2月にAKB48を卒業した舞木香純も6月にYouTuberデビューを果たした。元・HKT48の宇井真白は9月にネット上で公式ファンクラブ「Pure White」を立ち上げている。今のアイドルはSHOWROOMなど動画配信の経験も豊富だ。自前のメディアとしてネットを使いこなす卒業生が今後は増えそうだ。

(ライター カネコシュウヘイ)

[日経エンタテインメント! 2018年11月号の記事を再構成]

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