Men's Fashion

いつもは「水着」、けど「スーツ好き」の金メダリスト

SUITS OF THE YEAR

競泳選手 萩野公介 (上)

2018.11.24

「チャレンジを纏(まと)う=スーツ」をコンセプトに、「挑戦し続ける人」を表彰する賞として、日本経済新聞社の「NIKKEI STYLE Men's Fashion」と世界文化社の「MEN'S EX」が共同で今年新設した「スーツ・オブ・ザ・イヤー」。そのスポーツ部門の受賞者、競泳選手の萩野公介さんは、2016年のリオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した後、けがで苦しんだものの、今年のパンパシフィック選手権、アジア大会では表彰台にあがり再起した。20年の東京五輪での活躍が期待される萩野さんに「装い」について聞いた。

(下)五輪のプレッシャーはない あとは上を向いていくだけ>>




――スーツを着る機会は多いですか。

「もちろん着用する機会もありますが、そんなに多いわけではないですね。支援していただいている方とお会いしたり、目上の方と食事をしたりするときですね。いつもは水着一枚なので、服を着ていることが不自然(笑)というわけではありませんが、普段はくだけた格好が多いので、スーツを着るとシャキッとしますね」

■いつも水の中にいるので、ブルーが好きです

――どんなスーツをお持ちですか。

「ダーク系というか、ネイビーも多いです。いつも水の中にいるので、ブルーも好きです。今年は夏用のスーツを新調する際、ちょっと明るめのブルーのものにしました。ブルーは数着あると思います。スーツを着るのが好きなんですね。服は好きですね。もちろんスーツも格好いいと思いますし、カジュアルな服装もいいなと思ったりもします」

「休日にはショップ巡りもします。実際に見て『いいな』と思ったら、頭の中に自分の衣装棚を思い浮かべて、本当にいるのか、いらないかを考えます。そういうふうにお店を見て歩くのが好きですね。ファッション誌も見ます」