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デジタル・フラッシュ

自分に合うUSBメモリーを選ぼう 失敗しない3条件

日経PC21

2018/12/4

■必ず3.0/3.1を選ぶべし、スマホでも使えるデュアルも

前述のように、USBメモリーの規格は2.0と3.0/3.1の2系統。同じ容量なら前者のほうが安いが、速度は圧倒的に後者が上だ。同一シリーズの製品で測ってみると速度差は歴然で、3.0/3.1のほうが約2~5倍も速い結果となった。わずかな差額をケチらないのが正解だ。

USB2.0と3.0の両方をラインアップする製品で速度を比較。いずれもパソコンのUSB3.0端子に接続した。テストした製品は東芝の「TransMemory U301」と「同U202」、ESSENCOREの「KLEVV NEO C30」と「同C20」。容量はいずれも32ギガだ

USB3.0と3.1(Gen1)は規格上の速度は同じだが、本当に変わらないのだろうか。3.1(Gen1)対応のUSBメモリーをパソコン側の3.0端子と3.1端子に挿したところ、速度は横並びだった。ただ、新しい製品は3.1対応をうたうことが多いので、発売時期の目安にはなる。なお、USBメモリーは大容量になるほど速度が速い傾向がある。容量で迷ったら、大容量のモデルを選ぶのも手だ。

同一シリーズの製品なら、大容量モデルのほうが速い傾向にある。32ギガと64ギガ、256ギガで実測したところ、256ギガはほかより読み出し速度が約20%向上した。メーカー公称値は32/64ギガが200MB/s、128/256ギガが300MB/sなので順当な結果だ

図でもわかるように、USBの規格が同じでも製品によって速度に違いが出る。これはUSBメモリー内部のフラッシュメモリーとコントローラーの性能の差だ。製品によってはパッケージに速度が記載されているものの、これはたいてい大量データの連続読み出し(シーケンシャルリード)の速度だ。遅さを感じるのは主に書き込み時なので、性能を知るには不十分といえる。

価格や性能だけでなく、使い勝手がアップする仕様もチェックしたい。例えば、スマホやノートパソコンで増えつつあるタイプC端子も備えたデュアル端子製品だ。さらに、アンドロイド向けのマイクロB端子やiOS端末向けのライトニング端子を搭載した製品もある(製品によっては端子の変換コネクターが付属する)。

タイプCは最近のノートパソコンやアンドロイド搭載スマホで主流になりつつある
マイクロUSB(マイクロB)はアンドロイド搭載のスマホやタブレットで普及している端子。最近はやや減ってきている

USB端子の格納方式も意外に重要。キャップ方式は外したときになくしやすいので、反対側に装着できるタイプがお薦めだ。そのほか、端子部を本体内から押し出すスライド式やノック式、端子をカバーで保護する回転式もある。好みのタイプを選ぼう。

データの読み書きの状況が把握できるLEDは、「書き込み中にうっかり抜いてデータ破損」を防ぐためにも、付いていると便利。大事なデータを保存するなら、暗号化などのセキュリティー機能を備えた製品を選べば安心だ。

[日経PC21 2018年12月号掲載記事を再構成]

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