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斉藤千春・日本オラクルクラウド・システム事業統括本部長

斉藤千春・日本オラクルクラウド・システム事業統括本部長 

管理職として活躍する女性が仕事やプライベート、働き方への思いを自らつづるコラム「女性管理職が語る」。様々な女性管理職が交代で執筆します。今回は、日本オラクルクラウド・システム事業統括本部長の斉藤千春氏。初めての登場です。

◇  ◇  ◇

社会人のスタートは外資系IT(情報技術)企業でした。就職活動の際に母から「近くに女性が働きやすい外資系企業があるらしい」と言われたのがきっかけです。

当時、短大出身者の就職先の花形は金融系で、結婚したら辞めるのも一般的でした。でも私は高校生の頃から長く仕事を続けたいと思っていました。銀行に勤める母が「女性が長く働くのは大変」と言っていたこともあり、外資系企業を選びました。その会社での経験や環境は私の期待を超えるものでした。

一般職で入り、営業アシスタントなどを経て「営業がやりたい」と自ら志願し、その後20年以上営業職です。今では営業の女性も多くなりましたが、当時は外資系でさえほとんどいない状況でした。お客様と直接やり取りする点が魅力だったことに加え、営業で成績をあげられる自信もありました。外資系では女性の機会は平等で、希望すればやらせてもらえる環境が整っていました。

外資系でIT企業、営業職。当時の標準からは少し離れた選択の連続に友人からは「なぜ?」と言われていました。しかし、お客様とコミュニケーションが取れ、自分の幅を広げられる営業という仕事は今でもとても魅力的だと感じています。

同じ企業で20年ほど働き、40歳を機に新たなチャレンジを求めて転職をしました。営業は続けたいと思っていたので、製品や技術に大きな魅力があり、常に変化に追随できて、戦略がきちんとしている会社という観点で選んだのが、現在勤めている日本オラクルです。

「チャンスを生み出し、チャンスを生かす」。私の仕事人生はこの言葉に代表されます。営業になりたいという思いを抱き、営業になるチャンスを生み出せたのもその一つですし、チャンスが来たらそれをつかみ、生かすよう心がけています。

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