都市部で農業ブーム 法改正が追い風、流通に変化も

――農地を貸す側、借りる側の注意点は何でしょうか。

「貸す側は、農地を借りて市民農園などを運営する主体が、利用者と円滑なコミュニケーションをとれるかなどを見極める必要がある。農地を借りる側には、どうやって作物が育つかなど最低限の知識がいる。数カ月から1年程度は市民農園に通ってみたり、自治体や大学が主催するセミナーなどを通じて学ぶのが良いだろう」

――今回の制度変更は、日本の農業にどのような変化をもたらすでしょうか。

「都市部でも地方でも、日本の農業の課題は担い手の確保だ。新たに農業を始める新規就農者は、家族経営の農家を継ぐ人が少なくなったことで全体としては減少傾向にある。ただし、農家以外の出身で新たに農業を始める人は若い世代を中心に増えている。こうした新規参入者にとっては、都市部で従来より高いステージの農業を目指せる可能性がある。たとえば農地の一部でレストランやカフェを営む。さらには少量の収穫物をインターネットなどを通じて取引する。新しい農業の形態が発展する可能性がある。企業でコミュニケーション・スキルなどを積んだ人が活躍できる余地は大きいだろう」

(高橋元気)

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