スイスの高級時計ブランド「ブレゲ」は12日、東京国立博物館の法隆寺宝物館で、新生「マリーン」コレクションの日本上陸を記念したイベント「Breguet La Marine(ブレゲ・ラ・マリン)」を開いた。
ブレゲは1775年、「天才時計師」と呼ばれるアブラアン-ルイ・ブレゲがフランス・パリに工房を構え創業したブランド。1815年、ルイ18世から、初代ブレゲがフランス王国海軍時計師の称号を与えられた歴史を持つ。
マリーンコレクションは1990年に誕生。新コレクションはデザインを一新して、スポーティーウオッチとしての技術的な要素を更に高めた。
イベントにはブレゲ社のバイスプレジデントでブレゲ家直系7代目に当たるエマニュエル・ブレゲ氏が出席。集まった約250人の参加者に、ブランドの歴史と新生マリーンコレクションについて語った。
ブレゲが支援するスイスの環境保全団体レース・フォー・ウオーター財団の取り組みについても紹介。世界各地を巡る同財団の「レース・フォー・ウオーター・オデッセイ号」と結んだ衛星回線によるライブ中継で、活動の意義をアピールした。
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