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食の達人コラム

国産無ろ過ワインとモツ鍋 晩秋に甘さと辛さを楽しむ 村山らむねの贅沢お取り寄せ(5)

2018/11/16

無ろ過ワインとモツ鍋は秋に合う

秋は新酒の季節ですね。ワインの新酒、ボージョレ・ヌーボーの解禁日は11月15日でした。日本酒にも、早めに出荷する「ひやおろし」というカテゴリーがあります。秋から市場に出回ります。今回取り上げるお酒は無ろ過ワインで、これに合わせたいモツ鍋を紹介します。

にごりワインとも無ろ過ワインとも言われる、このワイン。不純物を取り除くために、ろ過をするのが一般的なワインですが、あえてろ過をしないことで、取り除かれるべきものが入った状態で、瓶詰めされます。

お店で見ると一目瞭然で、何となく濁った色をしていますし、瓶の下の方にはオリのようなものがたまっています。のどごしが柔らかで、優しい味なのが特徴です。これまで、どちらかというと素朴なお酒をあえて取り上げきました。無ろ過ワインも、原始的な作り方に近いといえる製法から生まれています。

まずは、日本唯一のにごりワイン専門ワイナリーという「ヒトミワイナリー」(滋賀県東近江市)です。

<ヒトミワイナリー>
AITO Rouge Doux 2018赤 1944円 (税込み)
http://www.nigoriwine.jp/HWHP/web/shop_onlist/wine_5846-2018.html

このワイナリーは日本産のブドウを使った無ろ過ワインを扱っているそうです。大阪のアパレル会社の創業者が1991年に始めたワイナリーで、当初は通常のワイン造りをしていたそうです。しかし、なかなか思い通りのワインが作れず、ワイナリー見学に来たお客さんに、しこみ中のにごりワインを、たまたま飲んでもらうと大好評で、商品化したとのこと。その後、曲折を経てにごりワインだけを作るワイナリーになったそうです。原料は100%日本産のブドウです。

次は奥野田ワイナリー(山梨県甲州市)のにごりワインです。

<奥野田ワイナリー オンラインショップ>
2017ハナミズキ・ブラン Cuvee NIGORI Gris 2160円(税込み)
http://okunota.jp/ca1/29/p-r4-s/

ブドウに付着した野生酵母で低温発酵させて、たまったオリをバトナージュ(かくはん)することで、にごりワインに仕立てているそうです。

ブドウは甲州種。「うま味に富んでいるので、和食との相性も抜群です」(奥野田ワイナリー)と言います。なんとも美しいボトルに濁りの色、そして、ハナミズキを描いたというラベルの絵。1つの世界観があるすてきなワインです。この季節、プレゼントにぴったりです。というか、私がもらいたい。

そして、今着々と注目を浴び始めている東京都内のワイナリー、深川ワイナリー(東京都江東区)です。

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