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「目に優しい」照明 ダイソンとバルミューダが挑む 家電女優・奈津子の家電選び後輩目線

2018/11/29

ダイソンとバルミューダがほぼ同時期に発表した「健康を守る」デスクライト

この秋、ダイソンとバルミューダから「健康を守る」という視点で開発したというデスクライトが相次いで登場した。従来のデスクライトとは何が違うのか。家電アドバイザーの資格を持つ「家電女優」の奈津子さんが2つの製品に迫る。

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みなさんは照明にこだわっていますか?

最近、目の健康を守ることを目的とした「照明」が注目されています。2018年秋には、ダイソンとバルミューダがそれぞれ、「目に優しい」とうたうデスクライトを発売。それだけ多くの人たちが、目に優しくない状況にいるということでしょうか。

たしかに仕事でパソコンを使うし、プライベートではスマートフォン(スマホ)を見続けているという人も少なくないはず。目の疲れってつらいですよね。私も頻繁に「目の疲れをとる」というツボを押してはいるのですが。

そんな目を酷使する時代にダイソンとバルミューダはどう対応しようとしているのか。それぞれの製品を見ていきましょう。

■ダイソンは地域に合った自然光を再現

18年10月にダイソンが発売した「Dyson Lightcycle タスクライト(以下:Lightcycle)」は、世界中の衛星データから入手した情報を基に、「あらゆる場所の自然光を再現する」というユニークな照明です。

「Dyson Lightcycle タスクライト」のアームは軸を中心に水平・垂直にスライドでき、360°回転も可能。照射する光は地球上のさまざまな場所で100万回以上も測定した自然光のデータを基に、ダイソン独自のアルゴリズムで色や明るさを調整しています

スマホアプリで位置情報から使用場所を設定することで、室内にいても使用場所の自然光に近い色合いの明かりでデスクを照らしてくれます。北半球と南半球で同時刻に使用した場合、同じ製品であっても光が異なるのです。

「人間の体は照明の加減によって体内時計が狂ってしまうという研究結果や、質の悪い照明が目だけでなく健康にも影響する恐れがあるという研究結果が出ている」というのは、ダイソンのグローバルカテゴリーディレクター、サム・バナード氏。そのため、「生活する場所と時刻に最もふさわしい光をユーザーへ提供できるように日光に合わせたライトを作った」のだそうです。

開発に携わったサム・バナード氏。開発には90人を超えるエンジニアが2年以上かけて892個の試作品を作り、ようやく完成したそうです

実際に、自然光を浴びられない時間が長く続いたときに、「なんだか体の調子がおかしい」という感覚に陥ったことのある人も少なくないでしょう。私も職業柄、夜中でも昼間以上に明るい照明に当たることがあって、そういう日はスタジオの外へ一歩出たときにめまいがすることもあります(明るいライトに照らされ、少しでも美しく撮影してもらってナンボの仕事ではあるのですが)。

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