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復活のホンダCR-V ホントに成功するのか?

日経トレンディネット

2018/11/29

2年ぶりに国内復活した5代目「CR-V」。価格は323万280~436万1040円。写真はガソリン車の「EX」。上級モデルに「EX・Masterpiece」がある
日経トレンディネット

またまた気になるホンダ流「昔の名前で出ています」作戦の第2弾がさく裂しました。2017年に6年ぶりの復活を遂げた10代目シビックに続き、2年ぶりに復活したビッグネームSUV(多目的スポーツ車)の5代目ホンダ「CR-V」です。

そもそもは1995年デビューの元祖シティー派SUVで、トヨタ「RAV4」同様、当時のRV(多目的レジャー車)ブームを引っぱった立役者。日本でアウトドアブームが下火になったことや、13年デビューの弟分「ヴェゼル」が3年連続で国内SUV販売ナンバーワンとなり、一応の役割を終えたということで16年に国内販売を中止しました。

ところが、ここへ来て世界的なSUVブームが到来。新型が大型化&プレミアム化して、ヴェゼルのステップアップ向けにもなりうると判断し、いよいよ5代目復活! となったのです。

■ついにハイブリッド、3列シートがチョイス可能に!

とはいえ、ホントに売れるかどうかはまだ未知数で、初期受注数は約6400台と圧倒的とは言えない結果。先は読めませんが、最近のホンダは「クルマが良ければどこでも売れる」という信念もあってか、同一モデルをグローバル展開する小沢言うところの「ワンホンダ戦略」を掲げていて、シビックやCR-Vに続き、年内にはハイブリッドセダンの「インサイト」も復活させる予定。

ハイブリッド仕様を初投入。モデルは「HYBRID EX」「HYBRID EX・Masterpiece」

なかでもCR-Vは、日本でこそ後半に伸び悩んだものの世界的には絶好調で、いまや北米や中国マーケットにおける大黒柱。世界での年間販売台数は75万台以上とドル箱化しており、アチラではシビック代わりにCR-Vを買う人もいるようです。

そこには同時に八郷隆弘社長の「グローバルで通用する商品、技術を育てていかないかぎり、本当の意味でホンダの技術力、ブランド価値が上がったとは言えない」の信念も見えかくれします。

実際、5代目になってボディーが大きくなってヴェゼルとの違いもハッキリとし、今までになかったハイブリッド仕様や、ミニバン代わりの3列シートモデルも投入しました。

小沢的にもなにも、今さら売れないセダンとハッチを? と思ったシビックより普通に好印象というわけで恒例のコージチェーックを!

■デザインはやっぱり大陸向けかも?

期待の再投入CR-Vですが、いきなりデザインに多少の疑問を感じます。サイズは4WD車で全長×全幅×全高=4605×1855×1690mm(FFは1680mm)で、グローバルモデルであると同時に日本でも使いやすいところは見事ですが、正面から見てぽっちゃり気味の「おたふく系マスク」や、マッチョな左右フェンダーがややバタくさい。

正面はぽっちゃり気味の「おたふく系マスク」
フェンダーはマッチョでバタくさい……

現行シビックのように、ペキペキプレスラインが入った箱型ではなく、バランスの取れた肉感的フォルムでイヤミではないですが、米国や中国をねらった大陸的テイスト。うーん、本当に日本になじみますかねこのカタチ?

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