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棚からあふれた本 専用預かりサービスで問題解決

NIKKEIプラス1

2018/11/15

本を預ける際は、専用ボックスに詰めて送る(「サマリーポケット(ブックスプラン)」)

読書の秋。スペースが限られた自宅では、ついつい買い込んでしまった本の保管・収納方法に悩むという人もいるだろう。最近、本を手軽でお得に保管してくれる専用の預かりサービスが注目を集めている。上手な活用法をまとめた。

■トランクルームより安価

都内に住む50代の女性は「本の毎月の保管費用が1万円以上、安くなった」と喜ぶ。女性は仕事で必要なため約2300冊の本を所有している。以前は家の近所にトランクルームを借りていたが、利用料が毎月約2万5000円かかっていた。

現在は東京書庫(埼玉県川越市)が2008年に始めた本の預かりサービス「ブック・キープ・サービス・プラス」を利用する。専用ボックスに本を詰めたところ約55箱にもなったが、毎月かかる保管料は1万4000円弱で済むようになったという。

本の預かりサービスは倉庫会社などが手掛けている。会員登録して専用ボックスを購入し、本を詰めて宅配業者などで倉庫に送るとボックスのまま保管してもらえる。預けた本を読みたくなったら箱ごと送ってもらうのが一般的だ。本棚から本があふれてしまったり、家には必要以上に物を置きたくなかったりする人たちが利用している。

■1冊単位で取り出し可能

本の預かりサービスの利点は、小口でも利用しやすい点だ。ボックスは大人が1人で抱えられる程度の大きさで、1箱あたり1カ月250~400円程度で預けられる。トランクルームだと一定の広さのスペースを借りるため、最低でも月数千円程度かかる。

また、トランクルームだと利用者自身が出向いて荷物を出し入れするのが一般的だが、本の預かりサービスなら宅配便を使えるので、自宅にいながら本を出し入れできる。

最近では倉庫に預けた本を1冊から取り出せるサービスも増えている。東京書庫のほか阪急阪神エステート・サービス(大阪市)が「risoco」、サマリー(東京・渋谷)が「サマリーポケット(ブックスプラン)」の名称で手掛ける。預かったボックスを開封し、書名や著者名、出版社名などを登録。パソコンやスマートフォン(スマホ)のアプリを操作すれば、1冊単位で自宅に送ってくれる。

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