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天才が気持ちよく働く職場に グノシーCEOの経営術 Gunosyの竹谷祐哉CEOに聞く

2018/11/11

Gunosyの竹谷祐哉CEO

東大大学院に在籍していた福島良典氏ら3人が創業し、ニュースアプリなどを手掛けるGunosy(グノシー)。2018年8月、福島氏の後を継いで最高経営責任者(CEO)に就いた竹谷祐哉氏は入社以来、理系ながら主に社内外の調整役として奔走。直近は最高執行責任者(COO)として事業拡大を支えてきた。「自分より優秀な人材が気持ちよく働ける環境づくりが僕の役割」という竹谷氏に、「天才」を生かすマネジメント術を聞いた。

「ブロックチェーンという技術革新の大きな波が来ている。今後の会社としての成長のために、自分はそちらの技術開発に専念したい」。福島氏はブロックチェーン領域の技術開発のために設立した子会社「LayerX(レイヤーエックス)」の社長に就任した。今後は、Gunosyの取締役ファウンダーとして、ニュースアプリなどに続く将来の事業の柱に育てる考えだ。

福島氏は経済産業省の天才プログラマー発掘事業として知られる「IPA未踏スーパークリエータ(2012年度)」として認定された実力の持ち主。Gunosyには福島氏以外にもプログラミングの腕を磨いたエンジニアが数多く在籍する。竹谷氏はCEOとして経営全般を指揮するが、「優秀なエンジニアが十分に能力を発揮できる環境を整えるという役割は今後も変わらない」と強調する。

■受験失敗をきっかけに自分の強みを探す

「この人たちと同じ土俵で勝負してはいけない」――。竹谷氏が自分より優秀な人の存在を明確に意識したのは大学受験のときだったという。東大を目指したが、願いかなわず早稲田大学の創造理工学部に進学。一方、「自分よりはるかに勉強時間の短い友人が東大に合格し、かなわないなと思った」。

受験での挫折感は多くの人が抱くかもしれない。竹谷氏の思考がユニークなのは「将来、社会に出てこういう人たちと戦うとき、自分はどんな戦略を取るべきか」と考えたことだ。おぼろげに「何か大きな仕事をしたい」という野心は持っていた。ただ、潜在能力では自分より上の人間が大勢いる。そこで考えたのが、自分の強みを探すことだった。

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