「白子『旬』小屋」の「生刺白子ぽん酢 2種盛り」

11月1日には「うに小屋 高田馬場店」の1階部分に、期間限定の「白子『旬』小屋」もオープンした。こちらは2019年3月末日までの冬季限定店舗で、「白子」「イクラ」「ウニ」などに特化した珍しい店だ。

「生刺白子ぽん酢 2種盛り」(1790円、税別)は厳選した北海道産マダラの白子を使用。白子はボイルして食べるが一般的だが、この店では鮮度が非常に良いため生刺しでいただく。これまで食べていた白子はいったい何だったのか?と衝撃を受けること請け合いだ。

「極上あん肝ポン酢」などメニューも豊富

ほかにも「白子天ぷら」(1500円、税別)「白子グラタン」(1500円、税別)「白子・寒ブリしゃぶ」(1人前1990円~、税別)など、白子のおいしさをひきだすメニューがそろう。「極上あん肝ポン酢」(950円、税別)「肝付カワハギ」(1400円、税別)「濃厚イカ肝ソーメン」(950円、税別)など肝を使ったメニューが豊富なのも面白い。もちろん「白子小屋」のほうでも、うに小屋の名物「うに刺し4種盛り」や「雲丹と肉刺」を注文できるので、ウニと白子両方をぜいたくに楽しんでしまおう。

2017年12月には東京・渋谷に2号店である「うに小屋 渋谷店」がオープンした。店があるのは若者の街というイメージの強い渋谷のなかで、落ち着いた雰囲気を残す大人の街といえる奥渋谷エリアだ。渋谷店は道路に面しており、ワイワイと活気のある雰囲気があるのも魅力だ。もちろん渋谷店でも高田馬場店と同じメニューが同じ価格で提供されるから、シーンにあわせて使い分けるのもいいだろう。

店を運営するプラスフードシステムの代表取締役である勝俣賢治さんは「高級店ではなく、気軽に日常使いができる居酒屋業態で『本物のウニの味』を知っていただくことを使命と考えています」と語る。「本物のウニの味」をリーズナブルな価格で思う存分味わうなら、産地に行けない人は東京・高田馬場または渋谷で楽しんでみてはどうだろうか。

(日本の旅ライター 吉野りり花)

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