ビジネスシーンで想像以上に見られるのが手元。腕時計が汚れていたり、におったりしたら残念な印象を相手に与えてしまいます。大切な腕時計こそ、人任せにせず自分でお手入れしましょう。ポイントさえ押さえればクリーニングは簡単。1カ月に1回で本来の美しさを取り戻すことができます。タイプ別に全4回、動画で手順をお伝えします。2回目は「ステンレスベルト」編です。
<<(1)時計本体はベンジンで汚れ落とし 裏と継ぎ目を入念に
用意するのは、金属用クリーナー、時計用ブラシ、時計用クロス、水、タオルです。ぬれないようにタオルを敷き、その上で作業します。
まずベルトの表面と裏面に、金属用クリーナーを吹きかけます。「腕時計」「クリーナー」で検索すると色々な商品が出てきます。皮脂の汚れなどに効果があります。次にブラシで汚れを落としていきます。豚毛や馬毛のものがおすすめです。
あとは水で流します。本体を水につけないように注意しましょう。仕上げはクロスで余分な水分をふき取ります。たったこれだけで、黒ずみやサビから腕時計を守ることができます。
監修:ゼンマイワークス 佐藤 努 衣装:メーカーズシャツ鎌倉、麻布テーラー
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