人気の行楽スポット 熱海や那須が女子に刺さる理由
読者モデルが語る最新トレンド 「エンタ!女子会」
気候も安定し、青い空が気持ちいい今日この頃。温泉地やキャンプなど行楽シーズンにイマドキの女子たちが遊びに行ってみたいところ、そして行きたい理由を旅行好きな読者モデル3人に聞いた。
+αで熱海、那須の温泉が人気に
――温泉地で人気なのは?
布川 私は電車でのアクセスもいい熱海によく遊びに行くよ。温泉宿が多いのはもちろんのこと、駅前の商店街で食べ歩きができたり、観光スポットが多いのも魅力。
橘 バラの庭園で有名な「アカオハーブ&ローズガーデン」が最近話題だよね。世界中から集めたバラや、海に向かってこいでいる気分になれるブランコは、よくインスタグラムに上がっている。
布川 あと熱海のいいところは、砂浜から見られる海上花火大会を1年通して開催していること。今年は1年に18回も行っていて、12月にも2回あるんだって!
矢野 那須塩原も人気。あのエリアは温泉の種類も豊富だし、牧場やキャンプ施設、釣り堀まであって楽しめるジャンルも幅広い。
布川 熱海もそうだけど、女子って欲張りだから、温泉に加えて「+α」で楽しめるところが欲しいんだよね。
矢野 「那須モンゴリアビレッジ テンゲル」は面白かったよ。移動式住居のゲルに泊まれて、モンゴルの民族衣装を着られたり、伝統音楽まで聴けたりして。ぜいたくキャンプで近年話題の、グランピングっぽい感じだった。
浴衣の柄が選べるのは大事
橘 群馬県の「妙義グリーンホテル&テラス」のグランピングも最高だった。解放感あふれる窓付きのドーム型テントで、中にはちゃんとベッドまで設置されているの。
矢野 それは快適そうだね。トイレとかはどうだった?
橘 別棟に清潔感のあるトイレとシャワーが完備してあって、女子がキャンプに苦手意識を抱きがちなところもケアされていたよ。温泉も併設してあるし、BARスペースまであって、至れり尽くせりって感じだった。
布川 女子を意識した施設で、私が気になっているのは、湯河原の日帰り温泉「ゲンセンカフェ」。入場の際にまずうれしいのは、浴衣を複数の柄から選べること(笑)。
矢野 そういうの大事だよね。
布川 他にも休憩スペースには、マンガや雑誌が並んでて、クッションソファにもたれ掛かりながら読めるんだって。あと湯河原の食材を使ったおばんざいの鉢が並ぶ御膳も食べられたりとか。
矢野 女子に刺さるポイントが目白押しだね。ところで紅葉スポットだと、みんなどこに行ったりするの?
女子ウケする紅葉スポットは?
橘 都内だと、11月中旬から12月上旬にかけてライトアップされて、幻想的な日本庭園の紅葉を楽しめる駒込の「六義園」が好きかな。
布川 みんなダウンを着込んで、写真撮影をしているよね(笑)。同じ期間限定でライトアップされるところだと、荻窪にある「大田黒公園」もキレイだよ。しかもここは入場無料なのもうれしい。
矢野 私が今年絶対行きたいのは、京都の「瑠璃光院」。友だちのインスタで見たんだけど、床や廊下、机などに紅葉が反射して映り込んでて、そのコントラストは息を飲むほどの美しさだった。
布川 これから星がよりキレイに見える季節になると思うんだけど、環境省が「日本一の星空」に認定した、長野県・阿智村の満天の星空も本当におすすめ! 標高も高いから雲海まで見えたりするんだよ。
橘 日本一って言われると行きたくなっちゃうね(笑)。
『an・an』などで活動。34歳。「TWICEの日本人メンバーモモちゃんの、キレキレのダンスに憧れています」
布川桃花
『Ray』などで活動。24歳。「お笑い芸人・ハライチ澤部さんの、優しそうな雰囲気が好きです」
矢野翔子
『NYLON』なとで活動。29歳。「7人組YouTuberフィッシャーズの、仲良し感の伝わる動画にハマってます」
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(構成 中桐基善、写真 鈴木芳果)
[日経エンタテインメント!2018年12月号の記事を再構成]
ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
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