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乃木坂46、グループ内競争の時代へ 鍵握る4期生

日経エンタテインメント!

2018/11/15

乃木坂46は、同じ大人数女子アイドルグループでありながらAKB48のようなチーム制をとってはいない。シングルのカップリングで加入期ごとの楽曲を収録することが多く、1期、2期のようにくくられる機会が多い。そして3期生の加入が刺激となり、シングル選抜入りの競争が少なかった乃木坂46の様相が変わり始めている。

2011年8月、乃木坂46の1期生オーディションでは36人が合格。結成から7年が経過して、現在もグループに在籍しているメンバーは半数の18人(卒業を発表した西野七瀬、若月佑美、能條愛未を含む)になった。乃木坂46の屋台骨を背負ってきたのが1期生で、スター性のあるメンバーが多い。総選挙もなく、後輩メンバーが加入する機会も少なく、チャンスを多く与えられたことから、他のアイドルグループと比べると卒業するメンバーが少なかった。だが、結成当時の平均年齢が約16歳だった乃木坂46も、1期生最年少の齋藤飛鳥が20歳となり、個々が将来の展望を考える時期に。1期生の主力メンバーの卒業が少しずつ増えてきている。

13年5月に加入した2期生は、選抜になかなか入れないメンバーも多かったが、自分に厳しいストイックな期と言われ、研究生時代に活動辞退したメンバーを除くと、18年7月に相楽伊織が卒業するまで、卒業する正規メンバーはいなかった。加入時期が近かったこともあり、平均年齢は1期とほぼ同じで、現在在籍するメンバーの平均は21.4歳(1期生は21.8歳)。1期生と2期生の最年長・最年少メンバーの年齢がほとんど変わらないというのは、他のグループには見られない。

加入3年目を迎えた3期生は、結束力が固まだ卒業メンバーはゼロ。平均年齢は18歳で、乃木坂46全体にフレッシュな印象を与える存在となっている。大園桃子、与田祐希など、早くから選抜に抜てきされたメンバーが多く、着実に実力を付けてきている。

4期生が加入すれば乃木坂46史上、過去最大規模のメンバー数になるだろう。シングル選抜入りの競争は激化し、常連メンバーも油断できなくなりそうだ。これまでの競争の少なかった乃木坂46から、どうグループカラーが変化するかが注目される。

(ライター 高倉文紀)

[日経エンタテインメント! 2018年11月号の記事を再構成]

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