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イタリアンシェフのマダイ味わうラーメン 東京・駒沢

2018/11/12

「真鯛らぁめん まちかど」の「真鯛らぁめん」

東急田園都市線・駒沢大学駅から徒歩約10分のところにある「真鯛(マダイ)らぁめん まちかど」。こちらはもともと「Centro Storico(チェントロ ストーリコ)」というイタリアンバー。「真鯛らぁめん まちかど」は、「Centro Storico」を営む店長の荒木宇文さんが始めたラーメン店だ。内装はカウンターのみの落ち着いたイタリアンバーそのままに、日曜日から火曜日だけ、ラーメン店として営業している。

Summary
1.東京・駒沢にイタリアンシェフによるマダイラーメンの店が登場
2.「真鯛らぁめん」の元になったのはイタリア修業で習ったパスタ
3.サイドメニュー「特製鯛(タイ)ばってら」はさっぱりしていてラーメンに合う

なぜここでラーメンを提供することになったのだろう。店長の荒木さんに聞いてみた。

「僕はイタリアで2年間、イタリア料理の修業を積んだのですが、その時にボローニャの店で最初に教えてもらったのが『鯛のソースのパスタ』だったんです」(荒木さん)。その思い出のメニュー「鯛のソースのパスタ」は2018年初頭から店でも出しており、お客さんにも好評だったそう。しかし、もともと同パスタはラーメンとよく似ていたため、「これはラーメンに応用できるんじゃないか」と感じ、スピンオフメニューとしてラーメンを出してみようと考えたのが始まりだった。そして半年間研究した末、ようやくできたのが「真鯛らぁめん」だ。

「真鯛らぁめん」のスープは毎日、愛媛県産のマダイ15キロと野菜のみを使ってだしを取っている。マダイの頭部にはコラーゲンもたっぷり含まれているそうで、美容に気を遣う女性にもオススメ。また、ドライトマトや白ワイン、シチリア産の塩など、イタリア料理のエッセンスも加えられている。香味油にはマダイから出る脂だけを使用。うま味調味料は一切不使用ということだ。

「マダイのラーメンと聞くと、クリアなスープに細麺を想像する人が多いですが、『真鯛らぁめん』は濃厚なのにさっぱりしたスープです」(荒木さん)

なるほど、スープの味は濃厚だが、脂っこさがなく、飲みやすい。

「真鯛らぁめん」のスープは濃厚なのにさっぱりしている

「マダイのスープを使っているという店は他にもありますが、うちは余計なものを入れていないので、タイ本来の味を楽しんでもらえます。お客さんの中には、『魚を食べてるみたいだ』という人もいますよ」(荒木さん)。確かにひと口飲んでみると、その言葉の意味が分かる。味に透明感がありながら、しっかりだしが出ていて、最後まで汁を飲み切りたいと思わせる。

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