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職場での私的なチャット 懲戒解雇の理由になることも

日経ウーマンオンライン

2018/11/7

職場での私的チャットはどこまで許される?(イラストはイメージ=PIXTA)
日経ウーマンオンライン

近年、ビジネスの現場でもチャットアプリを利用して業務を進めるスタイルは珍しくありません。しかし、それで困っているという人もいるようです。いったいどんな問題があるのでしょうか? ある会社員のケースについて、人事労務コンサルタントで社会保険労務士の佐佐木由美子さんが解説します。

■エスカレートするチャットタイムにどう対応すべき?

メーカーに勤める亜沙美(仮名)さんの会社では、昨年から会社支給のパソコンにチャットアプリを導入して業務を行うようになりました。チャットアプリでは、同時に複数人とのメッセージのやり取りも気軽にでき、案件ごとにタスクを管理できるなど、情報共有に優れています。円滑なコミュニケーションを図るためにも、今では欠かせないツールとして社内で活用されています。

しかし、亜沙美さんはこのチャットアプリが導入されたことで、困っていることがありました。それは、同じ部署の先輩女性が、仕事中に私的なチャットを繰り返していることです。

もちろん業務でも使用している様子ですが、同時に特定の社内の人間とやり取りを繰り返しているようでした。PC画面に向かってニヤニヤしたり、独り言を言ったりすることが増え、ある時にパソコン画面が見えてしまった際に、そうした行為を日常的に行っていることが分かりました。どうやら、その先輩女性は社内の男性社員に好意を寄せているようで、その男性社員とのチャットを繰り返していたようです。

最近では、先輩のチャットがエスカレートして、電話や受付対応がおろそかになるなど、業務に支障が出るように……。結局、亜沙美さんがカバーしなければならず、不満が募ります。けれども、年の離れた先輩に対して、面と向かって注意することはなかなかできません。上司もこの状況に全く気付いていないようで、注意する気配すらありません。

こうした毎日がこれから続くかと思うと、やる気も出ませんし、亜沙美さんは会社へ行くのがおっくうで仕方ないといいます。

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