手ごろな価格でヘルシー 秋のきのこたっぷりレシピ
しいたけやまいたけ、えのきなど、1年中スーパーで見かけるけれど、きのこ類の旬は何と言っても秋。どんな料理にも合い、値段も手ごろ、しかもヘルシーと万能な食材。今回は、体にもお財布にも優しい「きのこ」を使ったレシピをご紹介します。
鶏ときのこのカレー風味炊き込みご飯
米……2合
鶏もも肉……1/2枚
エリンギ……1本
生しいたけ……6枚
玉ねぎ……1/4個
水……適量
酒……大1
塩……小1/2
カレー粉……小2~3
和風だしのもと……小1
緑の葉(青ネギやカブの葉など)あれば……適量
<作り方>
1.エリンギ、生しいたけ(軸を取る)、玉ねぎは5mm角のみじん切り、鶏もも肉は1cm角にカットする。
2.お米をといで水気を切り、酒、塩、カレー粉、和風だしのもとを加え、2合の目盛りよりやや少なめに水を加えて全体を混ぜる。
3.2に1の具材をのせ、軽く全体を混ぜて普通に炊く。
4.炊き上がったら全体を混ぜてお茶わんに盛り、あれば緑の葉をのせる。
・きのこ類はしめじやまいたけでもよい。締めのご飯やお弁当に最適。
しいたけの軸のいためもの
生しいたけの軸……6個分
ピーマン……2個(しいたけの軸とほぼ同量)
塩・こしょう……適量
しようゆ……3滴
サラダ油……大1
<作り方>
1.しいたけの軸の硬い部分を切り落とし、手で細かく裂く。
2.ピーマンはヘタと種を取り、縦に千切りにする。
3.フライパンに油を入れて温め、1を加えて中火でいためる。香りが出たら2を加えてさらにいためる。
4.塩・こしょう、しょうゆで味付けして火を止め、お皿に盛る。
・しいたけの軸を捨てずに活用できる簡単おつまみ。もちろんしいたけの傘の部分で作ってもおいしい。
マッシュルーム入りオムレツ
マッシュルーム……5~6個
卵……3個
牛乳または生クリーム……大2
塩・こしょう……適量
オリーブオイル……適量
ミニトマト(あれば)……1個
<作り方>
1.マッシュルームは先端の硬い部分を切り落とし、軸も一緒に2mmの薄切りにする。
2.フライパンにオリーブオイルを入れ、1を加えていためる。しんなりするまでいためたら、塩・こしょうで味を整える。
3.ボウルに卵を割り入れ、牛乳(または生クリーム)を加えてよくかき混ぜたら2を加え、塩をひとつまみ入れてよく混ぜる。
4.きれいにしたフライパンにオリーブオイルを入れて温め、3を流し入れる。すぐに全体を数回混ぜてそのまま中弱火で2分ほど焼く。
5.平らなお皿をフライパンの上にのせてひっくり返し、そのままフライパンにオムレツを戻し入れる。オムレツを丸く整えながら、さらに弱火で3分ほど焼き中まで火を通す(火を止めてから予熱で5分ほど火を入れてもよい)。
6.5をお皿に盛り、あればミニトマトをのせ、食べやすくカットする。
きのこと豚肉の塩焼きそば
焼きそば(市販)……2人分
豚バラ薄切り肉……70g
しめじ……1/2~1パック
生キクラゲ……約3枚
玉ねぎ……1/4個
にんじん……1/4本
お湯……50ml
中華だしのもと……小2
塩・こしょう……適量
サラダ油……適量
緑の葉(青ネギやカブの葉など)あれば……適量
<作り方>
1.豚バラ肉は5cm幅にカットする。しめじは石づきを取り、手で裂く。生キクラゲは2cm角にする。玉ねぎとにんじんは薄切りにする。
2.フライパンにサラダ油を入れて温め、豚肉を入れていため、塩・こしょうを振って取り出す。
3.2のフライパンに玉ねぎと人参、しめじを加えてよくいためる。生キクラゲと2の豚肉も戻し入れてさらにいためる。
4.3に麺を手でほぐしてのせ、お湯で溶いた中華だしのもとを加えて、菜箸で麺をほぐしながら汁気がなくなるまでいためる。
5.塩・こしょうで味を整え、お皿に盛り、あれば緑の葉をのせる。
・しめじの他、エリンギ、まいたけ、生しいたけなどでもよい。
料理研究家。1975年生まれ。大学卒業後、フランス家庭料理を学び、その後、旅行好きが高じてイタリア料理やタイ料理など様々な国の料理を身に付ける。フードアナリスト協会会員。2015年7月より母と共に自宅でイタリアン、フレンチの料理教室を開催している(現在会員制)。ホームページはこちらからどうぞ。
[nikkei WOMAN Online 2018年9月25日付記事を再構成]
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