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Vゾーンの基本の「き」 襟元に美しいシンメトリーを 実例 Vゾーントレーニング(1)

MEN’S EX

2018/11/6

MEN'S EX

この春、「新年度、第一印象で勝つ」ための装いを“身だしなみ+お洒落少々”という言葉で表現させて頂いたが、生地や織りが厚みを増し、より幅広くなる秋冬シーズンでは、季節に沿った表現や、もう半歩彩りを加えたスタイルこそが印象upの近道だ。いわば「身だしなみ+“もう少々”お洒落」。基本から実例まで、とくとご研鑽あれ。




〈 Warming UP 〉Lesson前の「基本のき」

Vゾーンの好印象は、まず細部の気配りから。

左右対称の襟羽根にキュッと締まったノット。Vゾーンの好印象には、きちんと整った「構築美」が欠かせない。崩れていたり、調和を欠けば、どんなコーデもだらしなく映るのだ。まずは正しく、美しいVゾーンを構築するための要素を確認しよう。これだけで、第一印象はグッ!と好ましいものになるはずだ。

1 襟元に美しいシンメトリーがあるか。

1. シャツ襟が左右対称、ノットも整った台形

2. シャツ襟の合わせがズレている

3. ノットが崩れ、ループが見えている

きちんと作られたシャツは、襟の開きが左右対称になるよう設計されている。しかし作りが悪かったりサイズや体型が合っていないと、襟がズレて気の緩んだ印象になってしまう。タイのノットも、整った台形が理想。シャツ襟の開きに対して小さく結びすぎたり、ノットが緩むと襟からループが覗き、だらしなく見えるので気をつけよう。

2 素材に統一感があるか。

1. ファインなスーツには、ファインなシャツ+タイが合う

2. ザラっとしたスーツには、ザラっとしたシャツ+タイが合う

統一感のあるVゾーンを作るには、それぞれのアイテムの素材感を合わせるのが基本。無地シャツも、梳毛のファインなスーツにはブロードなどなめらかなモノが、紡毛スーツにはツイルやオックスなど、適度な織り感のある一枚が好相性だ。梳毛スーツに紡毛タイを合わせるのもNGではないが、計算してやらないとちぐはぐ感が出てしまう。

3 「シャツの襟ハネ」対策は万全か。

ジャケットの前を留めても開けても、シャツ襟がラペルに納まる

シャツの襟先がハネたり、ラペルの上に乗ってしまうとVゾーンの美しさは台無しに。これを防ぐうえで「ジャケットの前を留めても開けても、シャツの襟先がラペル下へ潜る」襟長めのワイドカラーなどは信頼度が高い。襟先が見えているレギュラー襟やショート襟は、何かの拍子に襟がジャケットの上に乗ってしまわないよう注意したい。

4 コントラストに配慮しているか。

1. [コントラスト強]白シャツでシャープさを強調

2. [コントラスト弱]青シャツでまとまりを重視

例えばシャツ。白無地・青無地はともに万能型だが、白シャツはスーツとのコントラストがより強く表れ、青シャツは白よりもそれが弱い。同じスーツとタイで比べると、左はメリハリの利いた力強い雰囲気に、右はまとまり感のある優しい雰囲気になるのだ。色柄の効いたスーツやタイを合わせたい時など、うまくバランスを調整したい。

コーディネートはすべてスタイリスト私物

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