MONO TRENDY

津田大介のMONOサーチ

津田大介 スマホ連動の大型スピーカーを使ってみた

2018/11/8

この連載ではこれまで何度かスピーカーを取り上げてきたが、今回はその中でも最大だった

ジャーナリストの津田大介氏が気になるモノやサービスに迫る連載「MONOサーチ」。ここでは、これまで何度かスピーカーを取り上げてきた(記事「重低音で斬る Bluetoothスピーカー5機種」「風呂専用や旅のお供 津田大介の無線スピーカー活用法」参照)。今回、津田氏が興味を持ったスピーカーは、これまでで最大。屋外イベントなどで用いられるPAスピーカーだった。業務用というイメージが強いが、最新モデルはスマートフォン(スマホ)と組み合わせることで、いろいろな可能性を感じさせる製品に仕上がっていた。

◇  ◇  ◇

ミュージシャンやイベント会場の運営者などが、屋外のイベントやセミナールームなどで試用するPA(Public Addresess)スピーカー。多くの人にとって身近とはいえない機材だろう。

そんなPAスピーカーに僕が興味を持ったのは、イベントやセミナーなどに招かれて行う講演がきっかけだった。会場ではマイクを使うが、PAスピーカーが古いと、声が会場の隅まで届きにくかったり、僕自身が話しにくかったりする。製品を見直してくれたらうれしいけれど、そこにお金を費やすのは難しい場合も多いんだろうなと考えつつ、WEBでどんな製品があるか見ていたのだ。そうすると面白そうな製品がいくつか見つかった。

今回試用したのはDJ-Techの「FPX-G12BTE」とBoseの「S1 Pro」の2製品。どちらも充電式バッテリーを内蔵し、Bluetoothでスマホからも利用できる。実際に使用してみると、個人や会社で持っていても楽しいのではないかと感じさせる製品だった。

今回は、DJ-Techの「FPX-G12BTE」(写真左)とBoseの「S1 Pro」の2製品(写真右)を試用した

■屋外にも気軽に持ち出せる

そもそも、WEBで最初に「FPX-G12BTE」を見たときに、気になったのが、その外観だった。本体の上部にはハンドル、底面には車輪がついている。まるでキャリーバッグのようなシルエットだ。本体重量は14.5kgと手で持ち上げるにはやや重いが、これならいろいろなところへ持って行ける。プライベートでも利用できるのではないかと考えたのだ。

FPX-G12BTEはハンドルや車輪がついているのでスーツケースのように持ち運べる。税別3万2800円

一方の「S1 Pro」も、ハンドルや車輪こそ付いていないが、本体重量は7.1kgと軽く、片手で簡単に持ち上げられる。240mm(横)×高さ332mm(高さ)×282mm(奥行き)とコンパクトなので、部屋の隅に置いても邪魔にならない。

S1 Proは本体重量7.1kgと軽く、上部の取っ手を掴んで持ち運べる。税別7万8000円

どちらも充電式バッテリーも内蔵しており、FPX-G12BTEは最長約8時間、S1 Proは、最長約11時間駆動するという。マイクをつないでイベントや路上ライブを開催するといった本来の用途にとどまらず、キャンプやガーデンパーティーのような集まりで音楽を流したりみんなを集めての催しに利用することもできるわけだ。

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