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2020フォーラム

都心でサッカー見たい 動き出す渋谷スタジアム構想 長谷部健区長に聞く

2018/11/1

新スタジアムは代々木公園に計画している(渋谷区の外郭団体が作成したイメージ図、(C)Atelier Tsuyoshi Tane Architects)

東京都渋谷区で、サッカーやコンサートを楽しめるスタジアムをつくる構想が浮上している。同区の外郭団体が9月に発表した案によれば、観客の収容人数は3万人超で、東京都心では初めての本格的なサッカー場となる。なぜいまスタジアムなのか、渋谷の街づくりにスポーツをどう生かすのかを長谷部健区長に聞いた。

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インタビューに答える長谷部健・渋谷区長

――2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、東京では新国立競技場などの整備が進んでいます。20年以降に渋谷区でさらに新設する必要があるのですか。

「3万人ぐらいを収容できる手ごろなサイズのスタジアムは東京にありません。新国立競技場は8万人規模(東京五輪では約6万8000人)ですし、東京ドームは約5万5000人、国立代々木競技場は1万3000人程度です。(コンサートなど)エンターテインメントの用途でも、3万人クラスの会場があればという声を聞くので、需要はあるはずです」

「プロスポーツとしてはサッカーが中心となります。世界の主要なサッカーリーグでは必ず都心にスタジアムがありますが、東京にはありません。それに渋谷にはIT(情報技術)企業が集積しているので、(ゲーム対戦競技の)eスポーツ大会の需要もあるでしょう。(新スタジアムは)eスポーツの聖地にもなり得ます。渋谷の武器である情報発信力を生かせば、渋谷らしいスタジアムがつくれると思います」

■「この立地なら民間資金でペイする」

――新スタジアムはどこにつくるのですか。

「代々木公園にある(陸上競技場の)織田フィールドや(その隣にある)サッカー・ホッケー場を、もっと開けた形に整備できたらいいなと思っています。すでに(代々木公園を管理している)東京都とは話し合いをしています。(小池百合子知事が座長を務める)東京未来ビジョン懇談会でも、スタジアムの整備を含む渋谷の未来像をビデオにまとめてプレゼンテーションしました」

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