トランクルーム要らず かさばる服をスマホで管理サマリー社長 山本憲資氏

■クローゼットから服があふれる人へのソリューションとして認知目指す

――事業を拡大する上での課題はなにか。

「やはり、知名度をどう上げていくかです。先程も言いましたが、ボックスでモノを預けるというのはまだ一般的ではない。それこそ今、渋谷の駅で100人に聞いて、2~3人知ってくれていたら御の字だと思います。知ってすぐ使ってくれるわけでもないと思うので、引っ越しや部屋を片付けたいときに、『サマリーポケットってあったな』と思ってもらえるように認知してもらうのがまだまだ大事ですね」

知名度アップが課題という

――今後、目指すのは。

「まずは収納に困ったモノを箱で預けるというオプションが普通になるようにしたいです。よく社内では『まだ市場が確立していない状況で衣服の消臭スプレーを売り始めるのに近いよね』という話をしています。一昔前までは臭いが気になる洋服や家具に消臭スプレーをかけるという習慣がなかったところに、スプレーで除菌できるでしょ?とひたすら啓発をやり続けて、一般化させた」

「まずはサービスの固有名詞を売るのも大事だけれど、困ったモノはスマホで、箱で預けようという、そのカテゴリのそもそもの認知を拡大させないといけない。クローゼットから服があふれて嫌だなと思っている人たちに、それは改善したほうがいいよねと心から共感してもらい、それに対してこういうソリューションがあると教える。そうやってカテゴリの認知を広げることを中長期目線でやりたいと思っています」

山本憲資氏
1981年生まれ。一橋大学卒、電通に入社。その後、コンデナストジャパンにて雑誌『GQ JAPAN』の編集者を務める。10年に独立し、サマリー設立。

《会社概要》
社名:サマリー 設立:2010年4月1日 所在地:東京都渋谷区 資本金:約4.7億円 事業内容:「サマリー」、「サマリーポケット」の企画・運営・開発

文:FACY編集部 岩崎佑哉(https://facy.jp/) 写真:長井太一

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