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共働き夫婦も引退遅らせ年金増やせ 70歳定年視野に 共働きをマネーハック(9)

2018/10/29

写真はイメージ=123RF

マネーハックは先月、今月と「共働き」を取り上げてきました。最終回のテーマは「リタイアメント生活」です。共働きで稼いで、家事育児も協力して頑張ると、いつかは年金生活をスタートさせる年齢がやって来ます。

そのときの注意点は何でしょうか。いくつか指摘したいと思います。

■共働きで問題になるのは夫婦の引退年齢

まず、共働きで問題になるのは夫婦の引退年齢です。現状では65歳が一つの区切りといえます。公的年金の受け取りが始まる年齢だからです。

しかし、夫婦に年齢差がある場合、同じ引退年齢でも何年かの違いが出ます。仮に年齢差がない場合でも会社の人事制度の違いで引退年齢に差が出てしまうかもしれません。

夫婦で「年上の方の65歳」とするのか「年下のほうの65歳」とするのかでは人生が大違いです。今まで「夫の引退年齢」を夫婦の引退年齢とするのが標準的でした(そして男性の方が年上の夫婦が多かった)。たぶん、今でも漠然とそう思っている夫婦が多いのではないでしょうか。

これは夫の所得に家計の全てを依存する専業主婦の妻が標準であった時代の慣行にすぎません。当時は夫が60歳で定年になると同時に年金受け取りが開始でしたから、これ以外の選択肢がなかったともいえます。

■「年上の65歳」で引退するのは早すぎる

しかし、共働き夫婦の場合、一つ提案があります。「年下の引退年齢」を夫婦のリタイア年齢にしてみてはどうでしょうか。

現在、65歳以降も働ける社会に切り替えていく取り組みが行われていますが、マネープランの観点からいっても「長すぎる老後」は私たちのリスクになっています。

女性の4人に1人が95歳くらいまで長生きする時代に、65歳に引退すると老後生活は30年にもなります。夫が年上の夫婦では、夫が65歳のときにリタイアすれば老後はもっと長期化します。

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