家計管理や自動チャージ タッチ決済が便利に進化中

写真はイメージ=PIXTA
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カードやスマートフォン(スマホ)を専用端末にかざすだけで支払いができる「タッチ決済」が進化している。2001年に発行が始まったSuica(スイカ)や楽天Edyを筆頭に日本人になじみは深いが、家計管理がしやすかったりチャージする必要がなくなったりと変化している。

「サインや暗証番号が支払いに必要ないので、数百円でもタッチ決済で支払うようになった」。東京都の会社員、石川大地さん(33)はJCBブランドのクレジットカードをiPhoneに登録して、アップルペイを利用している。

使える場所急増

石川さんが利用するのは、クイックペイという非接触型の決済の仕組み。05年に登場し、16年から始まったアップルペイに採用された。JCBやクレディセゾンなど20社以上のクレジットカード会社と提携。利用場所が急増し、5年前と比較すると、対応する決済端末の台数は2.5倍。「ガラケー」と呼ばれる従来型の携帯電話でも利用できたが、アップルペイは本人の指紋か顔でその都度認証するため、セキュリティーが格段に向上した。

アップルペイはカード会社によってクイックペイではなく、「iD」と呼ばれる決済サービスとなる場合もある。NTTドコモが運営する非接触の決済システムで、三井住友カードなど70社以上のクレジットカード会社と提携している。セブンイレブンやイオンなどにある84万台の端末で決済できる。

タッチ決済の元祖は2001年に登場したJR東日本の「Suica(スイカ)」だ。プラスチックカードを改札にかざすと自動で引き落とされる便利さで、18年3月末に約7000万枚まで広がった。

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