1.2気圧の圧力とIHの高火力が、本格的な味わいと微妙な温度コントロールを可能にした。メニューに合わせて、1.2気圧から一気に1.0気圧に減圧する「可変圧力」と、煮崩れしにくい1.2気圧の「一定圧力」も選択できる。

材料と調味料を入れ、レシピブックに掲載されたメニュー番号を選んでスタートボタンを押すだけの自動調理機能を搭載。レシピは150種類から選べる。

予約調理は、肉料理は肉を表面だけ先に加熱してうまみを閉じ込め、野菜は一定時間70度で加熱して表面を硬くして煮崩れを抑えるなど、それぞれの素材の味を生かした独自の温度コントロールを行う。

象印による「可変圧力」の解説図。1.2気圧から一気に1.0気圧に減圧すると対流が起こり、少ないだし汁で調理できるほか、具材をかき混ぜる手間も必要ないという
材料と調味料を入れてメニュー番号を選ぶだけ。火加減を気にせず、料理初心者でも圧力調理した料理が作れる(写真は調理前)

ティファール「Cook4me Express」 豊富な時短メニュー

容量6Lと大容量のティファール「Cook4me Express」は、150種類の内蔵レシピを搭載している。実勢価格は4万2000円前後

ティファールの「Cook4me Express(クックフォーミー エクスプレス) CY8511JP」は、「圧力調理」「蒸す」「いためる」「煮込む」と4つの調理ができる自動調理鍋。150種類にも上る豊富な時短メニューを持つ。

本体に内蔵されたレシピの中から材料、人数を選ぶと分量が表示され、ナビ通りに下ごしらえした材料を入れてボタンを押すだけで自動調理できる。材料や手順が液晶に表示されるため、レシピブックを見ながら操作する必要がなく、人数に合わせた分量の計算も不要。「やわらかスペアリブ」が圧力調理時間を含めて28分でできあがる。

材料や手順が液晶に表示されるため、初心者でもレシピブックを見ずに調理できる。画像は写真下にあるスペアリブの材料を表示しているところ

容量6Lと大容量で、カレーは最大6人分、米は一度に10合まで炊飯できる。レシピ数150種類のうち、圧力調理が15分以内という時短レシピは136種類と豊富。マニュアル調理時は、圧力調理時間を最大1時間40分まで設定できる。最大使用圧力は70kPa。

シロカ「電気圧力鍋」 大容量でデザインもおしゃれ

すっきりしたデザインが特徴の「siroca 電気圧力鍋」。10月27日発売の「SP-4D151」は、2~6人世帯に適した4Lタイプで、実勢価格は2万2000円前後

圧力調理、無水調理、蒸し料理、炊飯、スロー調理(スロークッカー)、温め直し、と1台6役をこなす電気圧力鍋。4Lと大容量ながら、スタイリッシュなデザインがインテリアになじみやすい。

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小泉成器「マイコン電気圧力鍋」 初心者にも使いやすい