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発見! チャーハンにぴったりのコメ品種、大粒ダイヤ土屋敦の男の料理道(1)

チャーハンのおいしさの決め手はコメの品種=PIXTA

日本人が「コシヒカリ」の食味を好むことを考えれば、「大粒ダイヤ」のチャーハンは、まさに菰田シェフが指摘した「おいしい日本のチャーハン」のためのコメといえるかもしれない。

実際に「大粒ダイヤ」でチャーハンを作ってみたが、明らかにご飯の粒が非常に大きく、なんといっても粒立ち感がすごい。その一方で「朝日」などに比べ、パラパラ感は劣る。しかし、「男のチャーハン道(1)パラパラチャーハン作れないのはダメ人間? 男の挑戦」の連載で紹介した作り方なら、十分にパラパラ感は出せるので、ぷちぷちと弾ける食感とご飯のおいしさが堪能できるチャーハンを作ることができるのではないだろうか。

ついにチャーハンに最適なコメを発見した=PIXTA

それでも、「大粒ダイヤ」を普通に炊いたご飯でチャーハンを作ってみて、「パラパラ感が足りない」と思った方のために、菰田シェフが教えてくれた、とっておきの方法をお教えしよう。

それは、コメに水を加えて炊くのではなく、もちゴメのように蒸し上げるのだ。そうすれば、粒立ちが素晴らしく、パラリとして、それでいて日本のコメらしい甘みのあるチャーハンが作れる。ご飯の味を楽しむため、味付けはシンプルなほうがいいだろう。

ちなみに「大粒ダイヤ」のもみ種は、2019年度の作付けからコメ卸大手の神明が契約農家に独占販売するという。主に業務用、外食用を考えているらしいので、中華料理店やコンビニでパラッパラのおいしいチャーハンが食べられるようになると、今から楽しみである。

土屋 敦

ライター 1969年東京都生まれ。慶応大学経済学部卒業。出版社で週刊誌編集ののち寿退社。京都での主夫生活を経て、中米各国に滞在、ホンジュラスで災害支援NGOを立ち上げる。その後佐渡島で半農生活を送りつつ、情報サイト・オールアバウトの「男の料理」ガイドを務め、雑誌などで書評の執筆を開始。著書に『男のパスタ道』『男のチャーハン道』(いずれも日本経済新聞出版社)など

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