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プログラミング思考 ボードゲームで楽しく育てる

2018/11/1

プログラミングの基礎となるプログラミング的思考を学べるボードゲームを紹介する

2020年に小学校でプログラミング教育が必修化される。学校現場ではさまざまな準備が始まっているが、学校以外でもプログラミングを教える塾が続々と誕生している。文部科学省・総務省・経済産業省が連携して立ち上げた未来の学びコンソーシアムによれば、必修化の理由は国の競争力を左右するIT力育成のためとしている。

とはいえ、子どもたち全員をプログラマーにしようというわけではない。特に小学校では、問題解決力や論理的思考といった、プログラミング的思考を身に付けることが求められている。最近はパソコンやスマートフォン(スマホ)がなくてもプログラミング的思考を学べるというボードゲームも登場している。いったいどんなゲームなのか。3種類のゲームをピックアップし、実際に体験してみた。

■3万6057通りの組み合わせを探す

KATAMINO(カタミノ)
仏Gigamic社/輸入販売元:CAST JAPAN
対象年齢:3歳~
価格6048円
仕切りを「8」にして、8個のブロックで埋めていく課題に挑戦しているところ。ブロックの組み合わせは写真上のテキスト「A」。正しく並べれば空間を隙間なく埋めることができる。ブロックの数が増えると飛躍的に難しくなっていくので、500問をクリアするのは簡単ではない

仏Gigamic社のKATAMINOは、5つの正方形を並べた「ペンタミノ」と呼ばれる12種類の木製のブロックを、四角いスペースに隙間なく置いていくゲームだ。ゲーム「テトリス」には4つの正方形を組み合わせたブロックが登場するが、その正方形が5つに増えたものといえばイメージしやすいだろう。

ゲーム盤には左右に動かせる仕切りがあって、最低3個から最大12個まで、ブロックを置くスペースを変更できる。隙間なく置けるブロックの並べ方は複数あるので、いろいろな組み合わせを探して何度も楽しめる。また単純にスペースを埋めるだけでなく、あらかじめ決められたブロックを使って隙間なく埋めるという課題が500問用意されているので、それを順番に解いていく楽しみ方もできる。

3個や5個のブロックの組み合わせであれば、ランダムに当てはめながら試行錯誤を繰り返すだけですぐにスペースを埋められる。けれどもブロックの数が増えていくと、あるブロックを置く位置や向きによって他のブロックが置けなくなるのでそれを避ける、といった考え方が必要になってくる。ブロックの向きを変えたり裏返したりしながら遊んでいるうちに、空間認識力などプログラミングに必要な論理的な思考力が身に付くというしかけだ。

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