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勃興eスポーツ

「東大卒だからeスポーツ」 知力とブランドで貢献 プロゲーマーのあるじさんに聞く(上)

2018/10/29

試合でプレーするあるじ選手(提供:RAGE (C)NAGOYA OJA (C)CyberZ, Inc. (C)AbemaTV, Inc. (C) Cygames, Inc. (C)avex entertainment Inc.)

勃興著しいゲーム対戦競技の「eスポーツ」。それを象徴するのが東京大学出身のプロゲーマーの出現だ。今年3月にメルカリを辞めてeスポーツの世界に飛び込んだ、あるじさん(33)のインタビューを2回に分けてお届けする。前編では、生い立ちとプロゲーマーを志すきっかけについて聞いた。

◇   ◇   ◇

――ゲームとの出合いはいつごろだったのですか。

「自分の幼少期は『ファミコン時代』で、4歳からゲームをずっとやってきました。ゲーム大好き少年として、高校まで過ごしました。小さいころはずっと(ロールプレイングゲームの草分けである)『ドラゴンクエスト』をやっていました」

インタビューに答えるあるじさん

――中・高校生時代はどんな過ごし方をしていたのですか。

「出身は山口県で、中学、高校ではコンピューター部に所属していました。(プログラミング言語の)BASICでソフトをつくったり、コンピューターゲームをやったりしていました」

――東京大学を目指そうと思ったきっかけは何だったのですか。

「高校時代は成績が良くて、十分、東京大学に入れる学力があったので、自然と東大を受けて合格をしたという感じです。特に目指した、という感覚はなかったです。ただ、後付けでいうと、東大にゲーム研究会というサークルがあり、そこがドラゴンクエストの(クリアタイムを競う)早解きで有名なサークルだったので、東大に行ったら、よりゲームの世界を深められるという期待がありました」

■カラオケで人との対戦に目覚める

――実際に大学に入ってどんな生活を送っていたのですか。

「結局、ゲーム研究会に入部しました。このサークルは今、自分以外にもeスポーツのプロを輩出しようとしていて、だんだんすごいサークルになりつつあります」

「ただ4年生の時に、自分が何をやりたいのかよくわからなくなって、卒論保留にして2年間留年することにしました。仲間のみんなが就職活動をしている中で、大学院に行くという選択肢はあったものの、実際に大学院でやろうと思っていたテーマを卒業論文で取り組んでみると、そんなに自分がやりたいことではないと気づいてしまいました。そこで人生で初めて、自分の生き方に悩みました」

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