マネー研究所

学んでお得

無担保か住宅ローンか リフォーム資金の有利な借り方

NIKKEIプラス1

2018/10/18

家のリフォームで使えるローンの種類が増えている

自宅の築年数が長くなると、リフォーム費用の工面に悩む人が少なくない。間取り変更などの工事に加え、雨漏り防止や外壁工事などの修繕費用も意外に高くつくからだ。手元資金に余裕がないなら、賢くローンを活用することを検討したい。

■手元資金に余裕を

「リフォーム計画が狂ってしまった」。都内で築約15年の戸建てに暮らす会社員Aさん(47)は悩む。子供が来年に高校生になるため間取り変更などを検討したが、ちょうど外壁の塗り替えなど修繕工事の時期と重なった。両方の工事を合わせた見積もりは300万円近くなり、資金の工面のメドが立たないという。

リフォーム費用は雨漏り防止などの工事だけでも築15年超の戸建てでは1回100万円以上になる例がある。間取り変更や浴室、キッチンなど水回りの改装なども含めるなら費用はさらに膨らむ。ローンコンサル会社、MFS(東京・千代田)の鈴木健二郎氏は「自己資金に余裕がない場合はローン利用も考えた方がいい」と話す。

自己資金は目先のリフォーム費用だけでなく、将来の出費も含めて考えたい。リフォームで預貯金を使い果たしてしまうと、病気の治療や入院、自然災害など予期せぬ出費への備えができないからだ。

■金利と諸費用を比較

リフォームに使えるローンの種類は意外に多い。まず無担保のリフォームローン。金利は住宅ローンに比べると、やや高めだが、借入時の諸費用の負担は軽い。例えば三菱UFJ銀行の金利は最低1.99%。保証料や事務手数料は金利に含まれていて、電子契約なら印紙代も不要。無担保なので登記費用もない。

有担保の住宅ローンをリフォームに使うこともできる。住宅購入時と金利などは変わらないため、低利で借りられるのが特徴だ。三菱UFJ銀ではネット専用の当初固定3年型は年0.40%。ただ、諸費用は高く、保証料(手数料)は借入額の2.16%程度が相場で、登記費用や印紙代などもかかるのが普通だ。

マネー研究所 新着記事

ALL CHANNEL