ホテル宿泊予約、公式サイトでポイント 部屋の優遇もポイント賢者への道(84)

写真はイメージ=PIXTA
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リッツ・カールトン、シェラトン、ウェスティン――。名だたる高級ホテルブランドを展開する米マリオットがポイントプログラムに力を入れています。オフィシャルサイトによると、世界各地6700のホテルの予約でポイントを獲得・交換できます。今回は国内チェーンも含めホテルのポイント制度を説明します。

ポイント制度を導入するホテルが増加

ホテルは宿泊予約サイトを通じて予約するという人が多いでしょう。複数のホテルを探せて便利ですが、料金の面では必ずしも優位ではありません。最近は大手ホテルの多くが「最低価格保証」などとうたい、公式サイトから直接予約する人に、予約サイトに負けない料金を適用する仕組みを設けています。登録会員向けに割安なプランを用意することもあります。

ポイント制度を導入するホテルも増えています。マリオットと同様、米ヒルトンもコンラッドなどの傘下ホテルで共通して利用できる制度を導入。国内系ではJALシティやニッコーを抱えるホテルオークラにもポイントがあります。一般に宿泊やレストランの利用料に応じてポイントがたまり無料宿泊券などに交換できます。アパホテルの場合、ポイントを現金や商品に交換することも可能です。

ポイント数などで部屋がアップグレード

年間の宿泊日数や獲得ポイント数が多いと、ポイント加算や部屋のアップグレード、レイト・チェックアウトなどの特典を受けられる例もあります。プリンスホテルでは年20万円以上利用してステータスが上がるとステイ時間を3時間延ばせます。提携ゴールドカードの保有者をはじめから優遇するホテルもあります。

ホテルはたまにしか利用しないという人は予約サイトを使い、そのポイントをためるのがいいでしょう。ホテルポイントは繰り返し宿泊する人に魅力的な特典ですので、旅行好きの方は検討してみてください。

菊地崇仁
北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2018年10月13日付]

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