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紅葉の奈良、4つの穴場巡り 撮影のコツは「逆光」

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NIKKEI STYLE

もしあなたが修学旅行以来、奈良を旅したことがないなら、今秋の奈良は300年ぶりの興福寺中金堂再建など魅力がいっぱいだ。そして11月に入れば、社寺を見事な紅葉が覆い尽くす。地元で長年紅葉を撮り続ける奈良在住の写真家、高橋良典さんに、知る人ぞ知る奈良の紅葉スポットを紹介してもらった。

ひときわあでやかになる古社寺に、秋化粧を施した山々や渓谷。「奈良には全国屈指の紅葉の名所が点在する」。高橋良典さんはそう話す。

3000本の木々、川にも彩り

高橋さんによれば地元の人にも観光客にも人気が高い鉄板の名所4カ所を選ぶなら、「筆頭は東大寺近辺をはじめ紅葉の名所が目白押しの奈良公園。続いて、桜井市南部の多武峰(とうのみね)の紅葉のなかに社殿が浮かび上がる談山神社(たんざんじんじゃ)。あと2つは宇陀市の室生寺と桜井市の長谷寺」という。

これら人気の4大スポットはいずれ劣らぬ美しさで、紅葉風景を存分に楽しめる。問題は紅葉のシーズンは観光客で混雑し、静かに風情を味わえないこと。

だが、高橋さんは少しの工夫で、著名スポットであっても混雑抜きで紅葉を楽しめると話す。「例えば奈良公園。浮雲園地(うきぐもえんち)や浮見堂(うきみどう)など、東大寺周辺のメジャーなエリアは観光客でごった返す。けれど、早朝の飛火野(とびひの)に足を延ばすなど、時間帯や場所を考えればいい」

それ以外に、奈良の紅葉スポットに穴場はないのだろうか? 紅葉の名所を知り尽くす高橋さんにやはり4カ所選んでもらった。

まず、その美しさが「錦の里」と称される奈良市の正暦寺(電話0742・62・9569)があがった。日本の清酒発祥の地として知られる古刹である。3000本を超える木々が色づき、境内が赤に黄にと染め上げられる。モミジの木々に囲まれて立つ本堂や、国の重要文化財である福寿院客殿から眺める庭園美など、紅葉時の見どころが多い。

トンネル圧巻、山々も一望

「付近を流れる菩提仙川(ぼだいせんがわ)が境内に流れ込んでおり、川と紅葉との対比が見事。紅葉に染まる川に導かれるように山門を入れば、境内の変化に富んだ風景が待つ。まさに錦の里」だという。

吉野町の吉野山奥千本も見逃せない。「吉野山は桜の名所として全国的に有名だが、紅葉の名所でもあることは、意外と知られていない」と高橋さん。中でも、奥千本のハイキングコースに100メートルほど続く、紅葉のトンネルは圧巻。見下ろしてもよし、見上げてもよしの絶景ポイントである。

さらに吉野山山中の高城山展望台からは葛城山や二上山(にじょうさん)、金剛山といった山々の紅葉を一望することができる。問い合わせ先は吉野山観光協会(電話0746・32・1007)。

宇陀市の鳥見山公園も穴場だという。標高735メートルの鳥見山の頂上近くにある自然公園は、地元の奈良県民にさえあまり知られていない穴場スポットである。「木々の紅葉ももちろん素晴らしいが、落ち葉の美しさがまた格別。見ごろよりも少し過ぎた時期に訪れるほうが、きれいな落ち葉が見られるので断然おすすめ」と高橋さん。

公園内には東海自然歩道が通り、美しく色づいた紅葉のじゅうたんを楽しみながら、ハイキング気分で散策を楽しむことができる。問い合わせは宇陀市観光協会(電話0745・82・2457)に。

奈良市街の東、春日山原始林にある春日山遊歩道も素晴らしい。春日大社の神山として狩猟や伐採が禁止されてきたため、現在も手付かずの自然が残る。「ハイキングコースがいくつかあるが、おすすめは春日山遊歩道。自然のままの森林のため、紅葉する樹木自体はそれほど多くない。しかし、原始林の中にモミジが溶け合う、ここでしか見られない紅葉風景には一見の価値がある」

紅葉の様子を写真を残したいと考える人も多いだろう。紅葉の撮影にはコツがある。「人物を撮る場合とは逆に、太陽を背にした順光状態は避けること。紅葉は、逆光や横から太陽の光が当たっている状態を探して撮ると、陽光が透けて写る」。葉がきらきらと輝き、紅葉の鮮やかさを表現できるという。

(日経おとなのOFF10月号より再構成)

[日本経済新聞夕刊2018年10月6日付]

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