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今のスマホに格安SIM入れて家計節約 手順と注意は? 格安SIM最前線

2018/10/12

大手携帯キャリアが販売するスマホは、他のキャリアで使えないようにするために制限がかけられている。例えば、アップルの「iPhone」自体はどの大手携帯キャリアでも使えるのだが、ドコモで購入したiPhoneは、そのままでは、auやソフトバンクでは使えないのだ。この制限をSIMロックという。

初期のスマホはSIMロックを解除できなかったが、15年5月1日以降に販売されたスマホは解除することができる。各キャリアのショップに依頼すると3240円の手数料がかかるが、キャリアのホームページで手続きをすれば無料だ。

実は、大手携帯キャリアからMVNOに乗り換えるとき、SIMロックの解除は必須ではない。格安SIMを提供するMVNOは大手携帯キャリアのネットワークに相乗りして格安SIMの通信サービスを提供しているのだが、たとえばドコモを使っているユーザーが、ドコモの通信サービスを利用しているMVNOに乗り換える場合は、SIMロックが掛かったままでも使えることが多いのだ。

ただ、SIMロック解除ができる機種を使っているならSIMロックは解除しておいたほうがいい。将来、別の大手携帯キャリアに相乗りしているMVNOに乗り換えたくなったとき、SIMロックが残っていると乗り換えられなくなってしまう。「そのときにSIMロック解除をすればいい」と考えているかもしれないが、大手携帯キャリアがSIMロック解除に対応してくれるのは解約から100日(ソフトバンクのみ90日)以内。これを過ぎると解除できなくなる。今後はこの条件が緩和される可能性もあるが、近いうちに乗り換える予定であれば、解除しておくのをおすすめする。

■いよいよSIMカードを交換

iPhoneシリーズはSIMカードをセットするトレイを備えている(写真はiPhone 6s)

格安SIMに乗り換える場合は、SIMカードを新しいキャリアのものに交換する必要がある。インターネットなどで契約した場合は、SIMカードが送られてくるので、自分で古いものと交換する。SIMロック解除をしている段階で、新しいSIMカードへ交換が求められる場合もある。

初めて交換するときは緊張するかもしれないが、落ち着いて行えばそれほど難しい作業ではない。SIMカード交換の方法はスマホによって異なるが、iPhoneや代表的なAndroidスマホの場合、付属のピンなどを使ってSIMカードを収めるトレイを本体から取り出して、MVNOのSIMカードと交換してから本体に戻せばいい。

■格安SIM用の設定を行う

ただし、単純にSIMカードを交換しただけでは、使えるようにはならない。新しいMVNOのSIMカードで通信するためにスマホの設定を変えなくてはいけないのだ。設定方法はiPhoneとAndroidで異なる。

iPhoneの場合は、各MVNOが配布している「構成プロファイル」という設定ファイルをインストールする。構成プロファイルは各社のウェブサイトにて配布されているが、インストールするまでモバイルデータ通信は使えないので、Wi-Fiを利用してインストールすることになる。

Androidの場合は、各MVNOが公表している接続先情報を設定アプリから登録することで、設定が完了する。接続先情報はMVNOのウェブサイトで公開されている他に、SIMカードをおさめたパッケージに印字されている場合もある。設定時にインターネット接続は不要なものの、一文字でも間違えて入力すると接続できない。慎重に入力しよう。

iPhoneは、接続先情報が保存されている構成プロファイルをインストールすることで初期設定が完了する(画像は「IIJmioモバイルサービス」(IIJ)の構成プロファイルをインストールしようとしているところ)
Androidでは、設定アプリに接続先情報を入力することで、初期設定が完了する(画像はIIJmioモバイルサービスの接続先情報を入力し終えた様子)

最後に、大手携帯キャリアからMVNOへ乗り換える際の注意点をまとめておこう。

■自分のスマホが使えるか確認を

大手携帯キャリアからMVNOに乗り換えても使い続けたいと考えても、スマホの機種によっては、転入先のMVNOでは利用できない場合がある。

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