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英語「瞬発力」トレーニング

I see ~ingで見える世界を英語化 思う力獲得の近道 同時通訳者・翻訳家 横山カズ(9)

2018/10/9

その糸口はI see ~ingだと私は考えています。簡単なパターンだと思われるかもしれませんが、その使用頻度の高さに驚いていただけるかもしれません。シンプルな単語やパターンほどまるで息をするように使用され、パワフルなものです。こうすることで自然に英語の語順にも慣れてゆくこととなります。

■「多読」は意識しなくていい

リーディングにおいても不自然な意識的努力によって「多読」「速読」などというものを行わなくとも語順に従い、英語を読むスピードも伸びてゆきます。英語の「自動化」が促進されるのですね。これは身体にインストールしてしまえば一生消えないスキルです。

この状態が味わえるようになると、自分の心に響く表現を“宝さがし”する楽しみができます。それらの自分の心とつながり合った表現は、近い将来自分の口から発せられることになるわけです。こうして自然に個性やアイデンティティが英語に乗り移っていきます。主人公はあくまで自分自身なのです。

■ロジックだけでは危険!

いわゆる「ロジック(論理的思考)」だけにこだわらず、まずは思ったことを口にできればよいのです。ロジックを過剰に意識しするあまり、ディベートやディスカッション以外のすべての会話が苦手になる、というケースがあまりにも頻発しています。最初は自由でよいのです。

瞬間的に英語を“思いつく”ためには、最初に心に響く表現を厳選して、その一つの表現を通し、できるだけたくさんの感情や思い出を去来させ、自分の置かれた情景を表現することです。そうすることによって、一つの表現でも、驚くほど多くの可能性を持つことになります。

着回しがきき、ラフに着こなせる“普段着の英語”ですね。この限られた語を状況に応じて使いまわす力が、本当に重要です。語彙を増やしていくことも大切ですが、実際に使うことができる語彙は限られています。なので、自分を主人公にして、自分の使う語彙や表現を身体にしみ込ませます。そこから上達のドアは自然に開いていきます。

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