1000円超えも失敗なし コンビニで買う安うまワイン

分かりやすく、おいしい「ファミーゴ」

ソムリエがセレクトした専売商品の品ぞろえが豊富なのがファミリーマート。広報によると、18年はチリとオーストラリアを中心に低価格の品ぞろえを強化している。

1000円以下でのお薦めは、「ファミーゴ」シリーズ。チリの最大手ワイナリー「コンチャ・イ・トロ」のワインで、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネの2種類があり、税込み645円とお手頃だ。どんなシーンでも楽しめるという思いを込めて、スペイン語の家族と仲間(Famila + Amigos)から命名したそうで、ファミリーマートの製品とすぐわかるネーミングもいい。

実際飲んでみると、価格以上においしい。白(シャルドネ)は洋ナシやかんきつ、ピーチが香るフレッシュなタイプで、どんな総菜にも合いそうなバランスの良さがある。赤(カベルネ・ソーヴィニヨン)は、鉛筆の芯やカシスの葉の青い香りが顕著で、スパイシーでスモーキー。チリカベらしいしっかりした味わいだが、アルコール度数が12%とそれほど高くなく柔らかさがあるので、こちらもどんなシーンにも楽しめる万能タイプだ。

ファミーゴ カベルネ・ソーヴィニヨン(左)、シャルドネ(右)
▼ファミーゴ カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ 645円(税込み)

1000円代のワインでは、前回の記事で紹介したプレミアムチリワイン「ロスヴァスコス」のほか、ボルドーの「デスパーニュ」が人気。「1000円以上の価格帯は、ストーリー性のあるものが売れる傾向にあります」(広報)というように、「デスパーニュ」は人気漫画『神の雫』に登場して一躍日本で有名になったシャトー・モンペラを所有するデスパーニュ家が作ったファミマ専用商品。クラシックなボルドーらしい味わいで、フランスワインが好きな人はこれを選べば間違いない。

白がソーヴィニヨン・ブラン種主体なのはセブンイレブンの「アンデスキーパー」と同じだが、キャラクターはまったく異なり、こちらは奥ゆかしい上品な雰囲気。食事の邪魔をせず、軽めの前菜ならたいてい合いそうだ。赤はメルロー主体で、こちらもクラシック。土っぽいニュアンスがあるので、根菜のきんぴらごぼうにはぴったりだった。

デスパーニュ 白(右)、赤(左)
▼デスパーニュ 白・赤 1296円(税込み)
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