イライラが軽くなる ネガティブ感情のリセット習慣

日経ウーマン

4つのステップで感情を整理

【事例編1】取引先がいつも締め切りを守らないのが、我慢ならない!!

<STEP1 問題の中身を具体化> A社の担当者B氏が何度言っても締め切りを守らない。上司に企画書を提出できず、私が叱られる不条理な状況。

<STEP2 コントロールできるか検証> 他社の社員をコントロールはできないが、非常に困っている状況が理解されれば、A社が何か対策を講じてくれるかも。

<STEP3 重要かどうか検証> A社とは長い付き合いだし、B氏も企画力は優れているので、良好な関係を継続していくことは非常に重要。

<STEP4 必要なものを即座に行動> A社に改めて締め切りを守るよう伝え、それでも改善されない場合、遅れることを見越して締め切り日を早めに設定。

【事例編2】遠くない将来、親の介護をしなくてはならないと思うと不安…

<STEP1 問題の中身を具体化> 不安要素は、1親が要介護状態にならないか、2仕事と介護とを両立できるか、3介護費用を用意できるか、の3点。

<STEP2 コントロールできるか検証> 将来親がかかる病気は現時点では分からないので、1はコントロール不可能。2と3は自分でコントロールが可能。

<STEP3 重要かどうか検証> 2と3共に、自分自身の将来の生活を支える働き方やお金に関することなので、重要度は非常に高いといえる。

<STEP4 必要なものを即座に行動> 2は会社の介護休業制度などを確認、3は親が望む介護の形を聞き、親の貯金や行政の介護サービスなどを調べる。

■強い感情にはこうして対処

【引きずる怒り】→視点を「過去の相手」から「未来の自分」に転換
引きずる怒りは、過去の相手に向いていた視点を、「輝く未来の自分」に転換して断ち切る。「原因がなんであれ、自分と未来のみを見つめ、変えようがない相手と過去は切り捨てて」。
【深い悲しみ】→無理に蓋をせず、涙を流すことは大事
「大事な人を亡くした」などの深い悲しみを、4マスで整理するのは無理。「悲しいときは無理をせず、泣くほうがいい。泣くと副交感神経が優位になり、心が落ち着きます」