ドラマ満足度ランキング 1位は『グッド・ドクター』

日経エンタテインメント!

7月期は医療ドラマが好評で、『グッド・ドクター』だけでなく、4位には『透明なゆりかご』が入った。町の産婦人科医院を舞台に、高校生の看護師見習いの目線を通して、きれいごとだけではない出産の現実と、命を見つめる物語。「これまで触れられてこなかった部分に踏み込んでいる」(男性47歳)、「幸せについて考えさせられる。切ないけどいいドラマ」(女性34歳)など、見応えを感じている人が多い。また、「厳しい内容が透明感のある映像で描かれていて、見ていて辛くない」(女性60歳)、「淡々と、かつインパクトのある見せ方で、毎回涙している」(女性41歳)と、演出面も好印象のようだ。

5位は『この世界の片隅に』。戦時中の広島県呉を舞台に、この地に嫁いだ女性の日常を温かくつづる。「もの悲しさの中に小さな幸せ感があって、丁寧に作られていると思う」(女性50歳)、「戦争のつらさがにじんでいて考えさせられる」(男性37歳)といった内容への評価のほか、「アニメ映画も原作マンガも知っているのでドラマ化が楽しみだった。オリジナルの展開もあり面白い」(男性26歳)など、リメイク作品ならではの楽しみ方をしている人も多かった。

『西郷どん』は男性支持

6位には、大河ドラマ『西郷どん』がランクイン。接触数の内訳をみると、突出して男性が上回っており、「西郷の人間性が魅力的」(男性49歳)、「迫力が素晴らしい」(男性27歳)など、男性を中心に高い満足度を示していた。

7位には『刑事7人』、9位に『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』、10位に『遺留捜査』と、シリーズの刑事ドラマはやはり安定した人気を持っている。この中では『絶対零度』の接触数が頭1つ抜けており、「前シリーズから見ていたから毎週の展開が楽しみ」(女性16歳)、「本田翼のアクションシーンがカッコいい」(女性17歳)など、10代女性の視聴者が多かった。

8位には『サバイバル・ウェディング』が入った。とんでもない恋愛テクニックを駆使して婚活する姿が描かれるコメディ作品。『女子力を高めるのに役に立つ』(女性52歳)、『時々出るファッション業界の歴史が面白い』(女性21歳)など、原作小説が持つ実用書的な側面がドラマにもマッチした。

※視聴率はビデオリサーチ関東地区調べ。平均視聴率は編集部で作成。小数点2位以下は四捨五入。放送時間拡大などによる加重平均はしていない。

(ライター 内藤悦子)

[日経エンタテインメント! 2018年10月号の記事を再構成]

エンタメ!連載記事一覧
注目記事
エンタメ!連載記事一覧