スロベニアの壮大な地中探検 川が流れる洞窟の絶景

日経ナショナル ジオグラフィック社

2018/10/10
ポストイナ鍾乳洞 ショーン氏の助手が使い捨てのフラッシュバルブを持って泳いでいる。標準的な電池式のストロボのおよそ5倍もの発光量で、湖のエメラルドグリーンを鮮やかに浮かび上がらせた。ショーン氏によれば、写真に人物を入れると洞窟のスケールを伝えることができるうえ、まぶしいフラッシュを隠すこともできるという(PHOTOGRAPH BY ROBBIE SHONE, NATIONAL GEOGRAPHIC)
シュコツィアン洞窟群 壮大なシュコツィアン洞窟群は、ユネスコの自然遺産と文化遺産に登録されている。スロベニアで観光客に最も人気が高い洞窟の一つでもあり、レカ川が地下に流れ込む場所まで通路が掘られている。レカ川が再び姿を表すのは、約40キロ下流のイタリアだ(PHOTOGRAPH BY ROBBIE SHONE, NATIONAL GEOGRAPHIC)
ポストイナ鍾乳洞 ショーン氏らは水位がかなり低い時期に洞窟を探検した。冬が訪れると、岩を横断している2人の頭上の線まで水位が達する。ポストイナ鍾乳洞はスロベニアで2番目に長い洞窟で、総延長は25キロ近くある(PHOTOGRAPH BY ROBBIE SHONE, NATIONAL GEOGRAPHIC)
ポストイナ鍾乳洞 ピフカ川による浸食で、ポストイナ鍾乳洞、ピフカ洞窟、黒洞窟から成る洞窟システムが形成された。写真は、ショーン氏がこれまでに見た中で最も黒っぽい部類に入るという石灰岩だ(PHOTOGRAPH BY ROBBIE SHONE, NATIONAL GEOGRAPHIC)
ゼルスケ洞窟 かつてのゼルスケ洞窟には天窓がなく、単なる空洞だった。ところが、内部の浸食が進み、ある時点で天井の重みを支えられなくなり、陥没穴ができた(PHOTOGRAPH BY ROBBIE SHONE, NATIONAL GEOGRAPHIC)
プラニナ鍾乳洞 川の水位が低い場合、このようにボートを持って浅瀬を歩くことも珍しくない。探検チームはラク川とピフカ川の合流点を目指しているところ(PHOTOGRAPH BY ROBBIE SHONE, NATIONAL GEOGRAPHIC)
ゼルスケ洞窟 ゼルスケ洞窟の大空洞を写真に収めるため、3人の隊員がウェットスーツを着て水に入った。全員が強力な使い捨てのフラッシュバルブを持っている。3つのフラッシュを同時にたくのはとても難しく、失敗すると3人は端まで泳いで戻り、バルブを交換しなければならなかった(PHOTOGRAPH BY ROBBIE SHONE, NATIONAL GEOGRAPHIC)
クリジナー鍾乳洞 クリジナー鍾乳洞の空洞はレカ川によって浸食された。水が内部に滴り落ちることで、地面や天井に無機物が堆積し、幻想的な鍾乳石が発達した(PHOTOGRAPH BY ROBBIE SHONE, NATIONAL GEOGRAPHIC)
プラニナ鍾乳洞 洞窟を中をボートで進む探検チームのメンバー(PHOTOGRAPH BY ROBBIE SHONE, NATIONAL GEOGRAPHIC)

(文 Andrew Bisharat、写真 Robbie Shone、訳 米井香織、日経ナショナル ジオグラフィック社)

[ナショナル ジオグラフィック 2017年11月15日付記事を再構成]

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