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コーヒー1日8杯以上の人も、死亡リスクが低下

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2018/10/14

コーヒーは1日8杯でも健康に良さそう。ただしカフェインのとり過ぎには注意を。(c)Natalia Klenova-123RF
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1日にコーヒーを大量に(8杯以上)飲む人でも、全く飲まない人に比べて死亡リスクが低いことが米国の研究で明らかになりました。コーヒーによる健康利益には、個人のカフェイン代謝速度の違いは影響しないことも分かりました。

■コーヒーの摂取量が多い人ほど死亡リスクは低下

これまで欧米やアジアで行われた研究では、コーヒーの摂取量と死亡率の間に逆相関関係があることが示されていました。ただし、1日に飲む量が非常に多い人にも利益が見られるのかどうか、本人のカフェイン代謝速度が影響を及ぼすのかどうかは、明らかではありませんでした。

そこで米国立衛生研究所のErikka Loftfield氏らは、英国在住の40歳以上の成人約50万人の健康情報を入手し、コーヒーの摂取量と死亡の関係を検討しました。コーヒーについては総摂取量のほか、レギュラーコーヒー、インスタントコーヒー、デカフェコーヒー(カフェイン含有量が非常に少ないコーヒー)の摂取量も調べ、死亡は、あらゆる原因による死亡(=総死亡)に加え、がんによる死亡、心血管疾患による死亡などについても検討しました。

対象者の平均年齢は57歳で、54%が女性でした。全体の78%が日常的にコーヒーを摂取しており、うち56%が主にインスタントコーヒーを、23%はレギュラーコーヒーを、19%はデカフェコーヒーを飲んでいました。1日当たりの摂取量で分けると、0杯(摂取なし)が22.2%、1杯未満が7.3%、1杯が20.1%、2~3杯が31.0%、4~5杯が13.4%、6~7杯が4.1%、8杯以上が2.0%でした。

2016年までの10年を超える追跡(中央値は7年)で、1万4225人が死亡していました。8294人(58%)ががん、2833人(20%)が心血管疾患(心筋梗塞、脳梗塞など)、553人(4%)が呼吸器疾患での死亡でした。結果に影響を及ぼす可能性のある、喫煙、飲酒、お茶の摂取、人種、学歴、運動、BMIなどを考慮して分析した結果、コーヒーの摂取量は総死亡、がん死亡、心血管死亡のリスクと逆相関することが示されました(図1)。コーヒーを1日6~7杯飲む人では、まったく飲まない人に比べて総死亡リスクが16%低くなっていました。

コーヒーを飲まない(0杯)グループを参照群として死亡リスクを求めたところ、コーヒーの摂取量が増えるほど死亡リスクが減少する逆相関関係が見られた。8杯以上摂取していて死亡した人が少なかったため、死因別の分析では最も摂取量の多いグループを「6杯以上」とした。*統計学的有意差あり(データ出典:JAMA Intern Med. 2018 Aug 1;178(8):1086-1097.)

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