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もうかる家計のつくり方

夫婦別財布のワナ 借金漬けの妻を救う家計改善策は… 家計再生コンサルタント 横山光昭

2018/10/3

写真はイメージ=PIXTA

 「自分の給料の範囲でやり繰りできるようになりたいです……」。こう話して家計相談に来たのは、営業職で働くDさん(30)。会社員の夫(36)と2人暮らしです。生活にかかる主な支出は夫が負担していて、Dさんの支出は自分の身の回り品などになっているはずでした。ところが、Dさんの支出を収入の範囲内で収めるのが難しくなっています。今後、子供が欲しいと考えており、「今のうちに自分の金銭感覚を修正しておかないと、生活が破綻するのでは」と危機感を募らせています。

■カードで150万円を利用、夫にも言えない…

 実は、Dさんは借金を抱えています。2~3年前に自分の貯蓄を使い切り、クレジットカードでも支払うようになりました。その上限額まで利用してしまったことをきっかけに、銀行のカードローンを利用するようになっていました。

 一度に借りる額は2万~3万円程度。「毎月の自分の生活費にクレジットカードの請求額が加わったので支払いが難しくなったため、少しずつ利用していた」と言います。カードの利用回数が重なり、利用残高は約150万円まで拡大。年30万円のボーナスが出ますが、これでは返済は難しいと気付きました。

 夫に相談しようと思いましたが、「夫は仕事をして頑張って貯蓄しているのに、自分が作ってしまった借金のことなど申し訳なくて相談できない」と考え、打ち明けませんでした。

 一人で問題を抱えて、今後きちんと解決できるでしょうか。家計状況を聞くと、やはり全体的に支出が多め。自分の楽しみへの支払いが大部分を占めていました。仮にカードローンの支払いの2万5000円がなかったとしても、月5000円ほどの赤字が出る計算です。

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