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女性管理職が語る

チームの成長、自分も育てる キャリア変更もプラスに P&Gジャパン製造統括本部高崎工場セクションヘッド 村上純子氏

2018/10/4

村上純子・P&Gジャパン製造統括本部高崎工場セクションヘッド

管理職として活躍する女性が仕事やプライベート、働き方への思いを自らつづるコラム「女性管理職が語る」。様々な女性管理職が交代で執筆します。今回は、P&Gジャパン製造統括本部高崎工場セクションヘッドの村上純子氏。初めての登場です。

◇  ◇  ◇

大学で発酵工学を研究していたこともあり、今までにない物を作りたい、自分の手で開発したいという希望がありました。とはいえ、理系出身でも女性はまだまだ助手的な仕事が多かった時代です。そのなかでP&Gは男女関係なく挑戦でき、能力に応じて評価してもらえる企業だと思って入社しました。

国籍や性別に関係なく、グローバルな環境で働く楽しさとつらさを痛感したのは、研究開発本部の頃です。P&Gのような外資系メーカーの製品は、海外製品を少しだけパッケージを変えてそのまま日本市場に投入していると思われがちですが、感度の高い日本の消費者にはそのような製品は受け入れられません。

日本の家庭環境や日本人の好みをよく理解し、それに合わせて処方や香り、パッケージの形などを変えたり、新たな使い方を提案したりして初めて喜んでもらえる製品を届けられるのです。

そのためには世界中の担当者と電話会議で日本のニーズを共有します。私は英語が得意でなかったうえ、当時の日本のビジネス規模はまだ小さく、あまり話も聞いてもらえない状況でした。しかし、社歴の短さや女性であることとは関係なく、日本の代表として参加しているのだから黙ってはいけないと自らを励まして臨んでいました。

地道に努力を重ねた結果、サポートしてくれる仲間も増えました。グローバルブランドの「ファブリーズ」の日本市場導入など、新たな製品を生み出す喜びも数多く体験できました。

入社10年目で同期と社内結婚し、第1子を妊娠・出産。その後も新ブランド開発に携わり、管理職に昇進しました。育児の経験を通じて、周りが自分と同じような理解・知識をもっているわけではないことを心の底から理解することができ、他者に対して辛抱強くなったと感じています。

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