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私のリーダー論

チャンスが来たら絶対「Yes!」 マクドナルド社長 日本マクドナルドのサラ・カサノバ社長兼CEO(下)

2018/10/11

――会社のサポートも大切ではありませんか。

「その通り。当社では、ジャパン・ウーマンズ・リーダーシップ・ネットワークという組織を立ち上げ、教育機会を提供したり他社の同様の組織と交流したりして、女性リーダーの育成に力を入れています」

■毎月、女性社員との交流会を開く

チャンスをもらったらイエスと答えてきた

「私自身も、毎月、サラズカフェと名付けた女性社員との交流会を開いており、例えば、どうやってワークライフバランスを達成するかといった女性に関心の高いテーマや、メールの整理の仕方といった細かい質問に、私自身の体験を基に答えています」

「女性だけが対象ではありませんが、在宅勤務やテレワーク、フレックスタイム制度などを導入し、女性がより働きやすい職場づくりにも取り組んでいます」

「さらに、マクドナルドでは、社員や店舗スタッフがリーダーシップスキルを身につけるのを支援するため、『ハンバーガー大学』と呼ぶ人材教育機関でリーダーシップ教育をしています。ハンバーガーという名前が付いていますが、ハンバーガーの作り方を教えるわけではなく、独自に開発したプログラムを使い、マネジメントやチームビルディング、コミュニケーションスキルなどを教えます」

「ハンバーガー大学は、米国、日本を含め世界7カ国に設置されており、私自身も、ハンバーガー大学の卒業生です。私は入社以来、主にマーケティング部門で働いてきましたが、経営部門にステップアップしたかったので、一度目の日本駐在の間に、日本のハンバーガー大学に入学し、『エフェクティブマネジメントの実践』『リーダーシップの実践』『レストランオペレーション』といったコースを履修しました。通訳を付けての受講は大変でしたが、キャリアアップの大きな助けになりました」

――ダイバーシティーの推進には、やはりリーダーの役割が大きいのでしょうか。

「トップのコミットメント(公約)は絶対に必要です。リーダーや管理職が、ダイバーシティーはビジネスを成功させ会社を成長させるために欠かせない手段だと、心の底から信じることが必要です。もしトップがダイバーシティーの重要性を少しでも疑ったら、絶対にダイバーシティーは生まれません」

サラ・L・カサノバ
カナダ生まれ。1991年マクドナルド・カナダ入社。2004年、日本マクドナルド・マーケティング本部長。マクドナルド・マレーシアなどを経て、13年、日本マクドナルド代表取締役社長兼CEO。14年から現職。

(ライター 猪瀬聖)

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