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定年楽園への扉

人生100年時代 定年シニアは「家事力」を高めよう 経済コラムニスト 大江英樹

2018/10/4

フットワークの軽い、家事を手伝ってくれる夫であれば、妻はそれほどストレスを感じることはないはずです。それでもストレスを感じるというのであれば、恐らくそれは別の問題でしょうから、よく話し合った方がいいと思います。

いきなり何もかもはできないにしても、できることから少しずつやっていくことで「家事力」をアップしていきましょう。ちなみに83歳になる私の岳父は退職後、毎朝の食事の用意を自分で担当しています。

■長い老後を過ごすには理解と協力が不可欠

定年はいろいろな意味でそれまでの働き方や生き方をリセットするいい機会です。現役時代にごく当たり前だと思っていた生活パターンがリタイア後も同じでいいわけはないのです。変わるのが当たり前です。

人生100年時代といわれますが、100歳まで生きられるかどうかはともかく、現在の平均余命を考えると60歳以降の生活は20~30年ぐらいの期間があります。

退職金や年金といった老後資金が確保できていたとしても、長い老後を穏やかに過ごすためにはそれだけでは十分ではありません。夫婦互いの理解と協力が欠かせないのです。

私自身もできる限り妻と分担して家事をこなすようにしていますし、慣れてくるとそれなりに楽しいものです。仕事をリタイアし、家に居るのであれば場合によっては「専業主夫」になるのも悪くない選択ではないでしょうか。

「定年楽園への扉」は隔週木曜更新です。次回は10月18日付の予定です。
大江英樹
野村証券で確定拠出年金加入者40万人以上の投資教育に携わる。退職後の2012年にオフィス・リベルタスを設立。著書に「定年男子 定年女子 45歳から始める『金持ち老後』入門!」(共著、日経BP)など。http://www.officelibertas.co.jp/

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