ラウンジを満喫 使いこなそうクレカの付帯サービス

NIKKEIプラス1

ゴールドではなく、一般のカードで使えるラウンジも登場した。渋谷駅の地下通路にある「渋谷ちかみちラウンジ」だ。東急電鉄、東京メトロ(東京地下鉄)のカード利用者が対象。東急カードの年会費は初年度無料、2年目以降は1080円だ。

観光案内も提供

「渋谷にゆっくり休憩できる場所を作ることで、町の魅力を再発見してほしい」(東急電鉄運輸営業部の末沢慶文氏)。営業時間中に該当カードを差し込むと解錠される。ゆったりした空間で休憩することができる。休日の昼間など混雑時は、一時的に入場を制限する場合もあるという。

観光拠点でもラウンジが使える。訪日観光客でごった返す京都市だ。ジェーシービー(JCB)の「ゴールドザ・プレミア」以上の会員が使える「JCBラウンジ京都」は京都劇場と同じ建物内にある。ドリンクのサービス、新聞・雑誌の閲読のほか、観光案内があるのが特徴的だ。

豊臣秀吉の妻、北政所が余生を過ごした京都・東山の「円徳院」。アメリカン・エキスプレスのゴールドカード以上の利用者なら、拝観の前に専用ラウンジで一休みできる。お茶をのみながら、日本庭園を眺め、しばし静寂に浸るのも趣がありそうだ。

カード会費に注意

京都の庭園をめでながら飲み物をいただくサービスも(京都市の円徳院)

ラウンジ利用には留意点がある。旅行ジャーナリストの村田和子さんは「利用者は静けさを求めている」と話す。小さな子供の入室を禁止する施設はほとんどないが、音のマナーには気を配りたい。

また、一部を除き年会費1万円以上のカードが必要だ。高額カードに入る前に、「ラウンジだけでなく他のメリットも含めて保有すべきか検討したい」(ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さん)。空港ラウンジなどは都度料金を払えば利用できる。必要以上の支出につながらないようにしたい。

(南毅)

[NIKKEIプラス1 2018年9月29日付]

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