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VAIO S11の限定モデル 濃赤の美しさが物欲を刺激

戸田覚のPC進化論

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日経トレンディネット

VAIOは、これまでもスペシャルエディションを限定で販売している。2018年1月に発表した「VAIO S11」「同S13」の「ALL BLACK EDITION」は好評を博したという。iPhoneの「PRODUCT RED」のように、こだわったカラーのモデルが一定の人気を集めるのは、IT業界でも通例だ。今回、2018年12月末までの期間限定で販売するのが「VAIO S11」の「RED EDITION」だ。

「ただのカラーバリエーションでしょう」という声も聞こえてきそうだが、その仕上げやこだわり方が一般的なカラバリとはちょっと違うのだ。

RED EDITIONをVAIO Sの11インチモデルのみに設定したのは、古くからのVAIOファンには、13インチモデルよりも11インチモデルのほうが人気は高いからだそうだ。まあ確かに、僕が買うとしても迷わず11インチを選ぶだろう。そもそも、市場には11インチモデルが少ない。VAIO S11は凝縮感のあるデザインがとても素敵だし、コンパクトで軽いから常に持ち歩けるのが嬉しい。

深みのある素敵な赤だ

赤いパソコンと聞くと、女性向けかと思う人もいるかもしれないが、この赤は非常に男っぽい色だ。考えてみると、男性でも赤を好むケースは少なくない。フェラーリやアルファロメオは赤が定番だし、ダウンジャケットなども赤を着ている人をちらほら見かける。

RED EDITIONは、アメリカンチェリーのような「濃い赤」。僕はひと目見て物欲を大いにかき立てられた。天板の美しさは、これまでに僕が見た赤いパソコンの中でも相当だ。富士通のFMVの赤もいいが、RED EDITIONはより大人っぽい色合いだ。

それでいて光が当たるときれいに輝くのは、下地にこだわっているからだ。透過性のある赤の下は、ピンクメタリックで塗装している。光が当たると、このピンクが輝くわけだ。これまでも同様の仕上げの製品があったが、僕が記憶しているモデルは下地がシルバーだった。あえてピンクにすることで、少し落ち着いた輝きになるのだという。

ピンクメタリック、赤と塗り重ねた一番上にはUVコーティングを施し、3層構造の仕上げになっている。UVコーティングとは紫外線で硬化する塗装の一種で、ウレタンなどの透明コーティングに比べてより透明感が高く、光沢感も強い。塗装に厚みがあるので高級感もある。手触りは、少し樹脂っぽいために滑りにくいのでノートパソコンに向いているし、傷も付きにくい。もちろん、全く付かないわけではないから大事に使うに越したことはないのだが。

赤と黒のコントラストにこだわる

天板の色を変えただけではもちろんない。ALL BLACK EDITIONは、細部まですべてを黒くすることで特別感を醸し出していたのに対し、RED EDITIONはアクセントに黒を配し、黒と濃い赤のコントラストで大人っぽさを打ち出している。天板の「VAIO」のロゴはつややかな黒。ボディー底面はつや消しのピーチスキン風の黒。天板を開けるとデスクに接地するパソコンの背の部分を「オーナメント」と呼ぶのだが、ここもつや消しでヘアライン仕上げの黒としている。ロゴ以外の黒をつや消しにすることで赤を際立たせているのだ。

パームレストも天板に近い赤なのだが、こちらは素材がアルミだ。もちろん、塗装して仕上げることもできたのだろうが、アルミの質感を生かしたヘアライン仕上げを選んだ。ヘアラインは角度によって色がかなり違って見えるのだが、天板に近い深みのある色合いになっている。特別な液体による下地の研磨と、長い染色時間でこの色を出したという。その調整には、相当な時間を掛けたとのこと。また、タッチパッドは樹脂の下面から赤く塗装しているのだが、こちらも角度によって色が変わる。パームレストとの微妙な色の差がとても美しい。

買うなら急ぎだ

RED EDITIONは、2018年12月末までの限定発売で、数量も非公開だが決まっているという。特に、英字キーボードモデルは数が少ないうえ、VAIOファンが求めるところなので争奪戦になりそうだ。欲しいと思ったら迷わず買うしかないだろう。

僕は、VAIO Sが登場した時点で、USB Type-C端子がないために購入を思いとどまっている。最近のモバイルノートでは、USB Type-Cによる充電が一般化してきているので、さらに買いづらい印象が否めない。RED EDITIONには引かれつつも、USB Type-C充電に対応したマイナーチェンジのほうを心待ちにしている。

[日経トレンディネット 2018年9月3日付の記事を再構成]

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