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カーシェア、月会費無料が続々 長期間借りっぱなしも 頻度でプラン選択を

2018/9/29

写真はイメージ=PIXTA

 1台の自動車を複数の人が共同利用するカーシェアリング。自家用車のようにガソリン代や保険料、税金などの維持費がかからないため、賢く使いこなせば節約につながる。カーシェア各社は月々の基本料を無料にするなど、利用者を増やすためにサービスを広げている。

■会員も車両数も2ケタの伸び

 「カーシェアはたまにしか使わなそうなので利用をためらっていたが、月額基本料が無料なので会員登録した」。東京都に住む30代の女性が利用しているのは、NTTドコモが2017年11月に始めた「dカーシェア」だ。サービス開始以来、月額基本料(月会費)を無料としている。

 カーシェアはサービスを提供する会社の会員となり、事前に予約すれば、各社が駐車場などに設置した自動車に乗れる。15~30分といった短時間から利用でき、料金も車種などにもよるが200円程度から。プランによっては走行距離に応じた料金が別途かかるが、事故など万一の際に補償を受けるための保険料やガソリン代なども料金に含まれている。

 カーシェアの利用者は増えている。交通エコロジー・モビリティ財団によると、2018年の会員数は前年比21.6%増の約132万人、車両数も同19.4%増の2万9200台。2桁の伸びだが、自家用乗用車の6000万台超はもちろん、レンタカーの60万台超とはまだ大きな差がある。

■月額基本料に抵抗感

 これはレンタカーなどと異なり、カーシェアは全く利用しない月も基本料を支払わなければならず、会員になるのに依然、抵抗がある人が少なくないのが要因との見方が多い。「基本料は自動的に都度の利用料に充てられる」と負担感の軽減に努める業者もあるが、「入会したものの利用は3カ月に1回ほど。基本料が負担で1年間で退会した」(東京都の40代男性)といった声は少なくない。

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