著者の尾原蓉子さんは、ファッション関連分野で働く女性の活躍を後押しする一般社団法人「ウィメンズ・エンパワメント・イン・ファッション」の創設者で、名誉会長を務めています。62年に東京大学を卒業し、旭化成工業(現旭化成)に入社。その後、米国のニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)に留学したほか、米ハーバード・ビジネス・スクールの経営者向けコース(AMP)も修了。財団法人ファッション産業人材育成機構が運営するIFIビジネススクールの学長などを務めました。著書に「グローバリゼーションとデジタル革命から読み解く―Fashion Business 創造する未来」(繊研新聞社)などがあります。
著者の尾原蓉子さんは、ファッション関連分野で働く女性の活躍を後押しする一般社団法人「ウィメンズ・エンパワメント・イン・ファッション」の創設者で、名誉会長を務めています。62年に東京大学を卒業し、旭化成工業(現旭化成)に入社。その後、米国のニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)に留学したほか、米ハーバード・ビジネス・スクールの経営者向けコース(AMP)も修了。財団法人ファッション産業人材育成機構が運営するIFIビジネススクールの学長などを務めました。著書に「グローバリゼーションとデジタル革命から読み解く―Fashion Business 創造する未来」(繊研新聞社)などがあります。
著者が留学先に選んだのは、衣料品などの流通やマーケティングを学べるFITでした。そこで著者は、ファッションビジネスの教科書として書かれた「Inside the Fashion Business」という本に出合い、米国の素材メーカーと既製服メーカー(アパレル)、小売りビジネスのやり方や仕組みに目を開かれる思いをします。当時の日本では既製服の種類も量も少なく、リサーチもマーケティングもなかったのです。