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渋谷ストリームが開業 東横線渋谷駅跡にランドマーク

日経トレンディネット

2018/9/28

2018年9月13日にオープンした「渋谷ストリーム」(東京都渋谷区渋谷3-21-3)。延床面積は約11万6000平方メートル。地上35階、地下4階建て
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東京・渋谷駅周辺の再開発で目玉のひとつとなっているのが、渋谷駅の南側エリアだ。2013年の東急東横線渋谷駅の地下化に伴って廃止された地上ホームの一部の再開発がついに完了。首都高速3号渋谷線と国道246号によって分断されていてこれまで人通りが少なかったエリアに、大規模複合施設「渋谷ストリーム」が、2018年9月13日に開業した。

同施設は地上35階、地下4階建て。1階から3階は商業ゾーンで、日本初上陸、同施設に合わせて作られた新業態、都内や渋谷エリア初出店の飲食店や食のショップが数多く入る。4階と9~13階は客室総数177の「渋谷ストリームエクセルホテル東急」が入る。14~35階はオフィスフロアで、グーグル日本法人の本社機能入居が決定している。

施設には東横線渋谷駅を思い起こさせる仕掛けも随所にほどこされている。渋谷駅と東口歩道橋、渋谷ストリームの2階をつなぐ「国道246号横断デッキ」には、東横線渋谷駅のアイコンでもあった「かまぼこ屋根」を再現。また、同じく2階から代官山方面に向かう通路には鉄道のレールを敷いている。

国道246号横断デッキは、旧東横線渋谷駅の高架橋を利用。駅利用者に長く愛され続けた「かまぼこ屋根」を再現したデザイン
2階の商業ゾーンの床には鉄道のレールが埋め込まれている

■「薄暗かった渋谷川沿い」が開放感のある広場に

渋谷ストリームがあるのは渋谷駅南口、明治通りをはさんだ渋谷警察署向かいだ。同施設は渋谷駅に新設された16b出口に直結しているので、東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線の改札からは、できたばかりの真っ白な通路を歩けばあっという間に着く。

渋谷駅16b出口を出てすぐの場所にある稲荷橋広場。渋谷ストリームの2階につながる横長の大階段は、腰かけたりするくつろぎの場所としても使える

地上に出ると目の前に広がるのは、渋谷駅前とは思えない広々とした空間。渋谷川にかかっている稲荷橋を再整備した「稲荷橋広場」だ。以前の渋谷川沿いは古いビルが立ち並んでいて薄暗いイメージだったが、ここはかなりの開放感がある。1階のテーマは、「川辺のひろがりを感じさせるリバーサイドマーケット」。渋谷川に沿ってテラス席を設けた飲食店が立ち並ぶ。

なかでも注目は、大階段左手にあるカリフォルニア×エスニックをテーマにしたレストラン「GH ETHNICA(ジーエイチエスニカ)」。鎌倉発祥のレストラン「GARDEN HOUSE」や代官山のベーカリーカフェ「GARDEN HOUSE CRAFTS」などを運営するTHINK GREEN PRODUCE(シンク グリーン プロデュース、以下、TGP)」が手がける新業態店だ。渋谷ストリームからつながる渋谷川沿いの遊歩道先には、渋谷ストリームと同日にオープンした新施設「渋谷ブリッジ」があるが、TGPはそのコンセプトや名称の決定にも関わっている。

「GH ETHNICA」は、鎌倉のノーザンカリフォルニアレストラン「GARDEN HOUSE」を手がけたTHINK GREEN PRODUCEの新業態
健康志向の高いアメリカ西海岸のライフスタイルや多国籍カルチャーをベースに、季節の食材を使用したエスニックタパスなどを提供。ランチは税込み1000円~。ディナータイムは税込み2000~3000円程度を想定している

「渋谷は今や、多くの国からさまざまな人が集まりダイバーシティー化している。こうした開けた場所に、にぎやかでエネルギッシュなエスニック料理を提供する、屋台のようにオープンな空間の店を作りたいと考えた」と、TGP代表取締役の関口正人氏は話す。

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