ラグビー+エクササイズ 「ラグササイズ」に女性夢中接触プレーなし、気軽にパス回し

「ラグササイズ」は接触プレーがなく気軽に楽しめる(埼玉県戸田市)
「ラグササイズ」は接触プレーがなく気軽に楽しめる(埼玉県戸田市)

ラグビーワールドカップ(W杯)まであと1年となり、ラグビーを気軽に楽しもうという機運が盛り上がってきた。激しい接触プレーから女性や子供にはとっつきにくいイメージがあったラグビーだが、本来のルールにとらわれない独自のプログラムでそうした壁を取り払おうとしている。

「ラグササイズ」では女性がマットへのタックルにも挑戦(埼玉県戸田市)

「ヘイ、パスパス」「ナイスタックル」――。

9月の週末、埼玉県戸田市のフットサルコートには、ラグビーボールを手に体を動かす人たちがいた。それも男女一緒。

やっていたのは「ラグササイズ」だ。ラグビーとエクササイズとを掛け合わせたもの。「体を動かしたいときに気軽にラグビーができないか」と、竹内容子さんらが16年に考案。ラグビーならではの動きを取り入れた独自のプログラムだ。

激しいタックルを繰り返す印象のラグビーだが、ラグササイズは接触プレーがなく気楽に楽しめる。この日集まったのは20~50代程度の40人ほどで半数は女性だった。

ラグビー未経験の記者(26)も挑戦。まずはパス回しだ。「ラグビーボールを持つのは初めて」と話すミヨシさん(28、都内の女性会社員)ら参加者の大半が初心者だ。楕円形のボールは意外とつかみやすい。チームに分かれて速くパスが回せるかを競いあった。

マットへのタックルも挑戦。低いタックルが決まると気持ちいい。もともとは観戦派というアオキさん(50代、女性)は「夢中で何度もやってしまう」。初対面同士だが、2時間後には「ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン」の精神を感じられた。

「ストリート」は3人でトライ

「そう。ボールを持って前に走ろう」「ナイストライ!」

9月16日、横浜市の日本大通りでは「ストリートラグビー」のイベントが催された。

縦20メートル、横幅8メートルの人工芝の上で、得点手段の1つ「トライ」を体験する1分間のイベントだ。タックルなどのボディーコンタクトはなし。防御側のタッチをかいくぐって、ボールをゴールに運ぶのがルールだ。